Category : Used

メーカ名:YAMAHA 型式・仕様:YAS24/2・ラッカー 3世代程度の前のモデルで15年は経過、2000年初めまで生産されていました。ビギナークラスの廉価盤で当時の価格は、現行モデル280と380の間くらい、ベーシックコンセプトが大きく変化することはなく、古くとも整備すれば演奏に支障が出るようなことはありません。 整備すれば・・・というものの、大抵の場合は(調整した上での)現状渡しか、最低限の(パッド交換)調整で済まされてしまうことが多い。価格がより優先されるので、なかなか深く手が加えられないが故に状態の良いものが、案外少ないクラスとも言えます。 さて、状態だが、写真の映りがあまりよくない、特にベルがそうだ。その付近のラッカーのクモリ具合を説明するのにと思ったが、これでは思いのほか印象がイマイチだ。周辺のラッカーのクモリや全体の小傷は事実だが、実物はもう少しきれいだと、思ってもらえるだろう。 販売価格は¥83600。しかも税込で、あろうことか全パッドを交換している中古品で、その整備費用が、ちょっと考えて頂いてもーというお買い得品。さらに一年間の無料調整分が付いていて、これから始める方、中身の伴った価格優先の方、おススメの一品です。

メーカ名:YAMAHA 型式・仕様:YAS34/2・ラッカー 3世代程度の前のモデルで15年程度経過、2000年代初めまで生産されていました。この頃は初級者向けが2タイプ、その後、さらに低価格のモデル(YAS-275)が用意されて3タイプとなり現在に至っています。少々古くなっても基本的なコンセプトが大きく変化することのないクラスでれっきとしたメーカ品、整備すればー問題なく使えるものがほとんどです。 整備すれば・・・というものの、これが店側の大変なところ、理由は色々あれどこのクラスの中古品は価格が優先されて、なかなか深く手が加えられない事情があり、大抵の場合は(調整した上での)現状渡しとか、最低限のパッド交換で済まされてしまうことが多い。 楽器状態は新品同様だが、現状では十分使えても、パッドは傷みやすいところだけでも交換してあるとトラブルになりにくいし、こういった予防を含めて、保障があると安心して使用できる店頭ならではの大きいメリットがあります。 この商品も状態が大変良いので、はじめは「(十分使えるため)最低限の調整・・・」を予定をしていたのについでになんてしまったやった結果が80%、20か所も交換してしまいました。それならついでに全部やったら?なんて声が聞こえそうですが、元は半分以下でも演奏に支障をきたさないレベルだったのをプラスα(以上)で、より長く使えるようサービス精神旺盛とかで思ってもらうと大変興味がわく(はず)・・・と願っています。 税込販売価格¥115500。ネックに凹み修復痕と細部に細かいキズが少々あるっていうきれいな中古品です。その他に一年間の無料調整分が付いていて、これから始める方、中身の伴った価格優先の方、おススメの一品です。来店され、見て(話を)聞いて買って頂いた方に内緒のオプションが付きます、もちろん(そのオプションを)断ることも可能ですが。

ブランド名:Selmer 型式・仕様:C703・C-key SP フランスのセルマー社、元を正せばクラリネットの制作がはじめらしい。その後、総合楽器メーカとなったが、サックス有名過ぎてそれ以外が、あまり浸透していないのは、日本では仕方のないところ、クラリネット吹き以外のプレーヤーなら「サックス」という答えが順当なところだろう。 さてトランペット、いつの間に作ったんだろう?ーって感じだが、歴史は意外と古い。1920年代と言うからサックスとあまり変わらない時期で、けっこう古くから登場する。H,ジェイムスとかL,アームストロングらが使ったとされるバランスモデルとか「フロントミッドシップ」的な特異形状のKモディファイだのが、(一部で)有名らしくその形状から見覚えがあるかもしれない。 だが・・・そういうオールド物を語るなら、バックの方が知名度も人気も(日本では)めっちゃ高い。セルマーの方が古くて(と言ってもほんのちょっとだが)地道に作り続けているのにヨーロッパであるが故なのか(ーどうかはわからないが)日本では数が少なく(結果的に)マニアックなトランペットになってしまったようだ。だが数は少なくとも(意外にも)力の入ったトランペットを制作していて、先ほどのようにアメリカ人がどっから手に入れたんだ?みたいな個性的なものだけでなく、モーリスアンドレとも60年代の半ばから約20年もの間、お友達関係を続けて、バロック音楽をやって(一部では)相当有名になったあのピッコロトランペットも送り出している。その後、関係が解消(Mark7後のスーパーアクションの発表を控えてサックスに集中したい時期だったのか・・・)し、10年くらい謎の空白期間を経て従来(オールドモノ)のコンセプトから考えると椅子から転げ落ちるほど、あまりにもフツーすぎる"CHOLUS"を発表こととなる。 密かというか、いつの間にか登場したのが、"CHOLUS 80"(←90年代の終わりの方に登場)ジャズモノを意図したわけではないだろうが、方向性のはっきりした楽器であり、吹奏感にクセもなくよくできていると、個人的には評価しています。(サテンシルヴァーで登場した「ミレニアム」はこのモデル)発売当時は手頃な価格と暗めの音色や渋いサテンラッカーの外観など、知名度とは全く無縁でジャズユースに密かな人気がありました。 ーと長い前置きになりながら、今回はそのCHOLUSではなく、その前に発売されたC管のERAⅡ。B管もあまり見かけないくらいだから、C管になると情報含めて、いつ発売されたんだっていうくらい・・・・もっとない。当初は他メーカと変わらない程度の販売価格で「高値(嶺)の花」いうことではなさそうだ。思うにトランペットは、日本の場合、管楽器の中では激戦とも言えるが、わざわざセルマーのトランペットを在庫(指名)しなくても、他にもいっぱいあるだろう(って声も聞こえてきそうだし)そんなこともあるのか、中々お目にかかることもなく、試奏はおろか所持するプレーヤーにもあやかれないので浸透しにくかったのだろうと思う(でも、その困難をかいくぐってどこかで手に入れたのは、ある面奇跡的な出来事でもあるが・・・) 好みや流行り、定番に奔れば手に取るプレーヤーは少なくなるが、トランペットがメジャーじゃなくてもセルマーはセルマーだ。さっきのようにM.アンドレとも仲良しだったくらいなので、個性の光る楽器を作ってくれている。透き通る透明感、華やかさのある明るい音色で、いかにもC管らしく、(独断でのおススメが)弦楽器主体の小さなオーケストラでの居心地が良さそう。大きな編成がダメなわけではない、あくまでもこういうのが向いているんではないかーっていうお話で、前所有者もそこで活躍していたそうだ。使ってみなきゃーわからない!この感覚。 大きなキズ、凹み修復痕、メッキ剥がれ等々、目立つようなダメージはなく、紳士的な使用をうかがわせます。1番チューニングスライドをフックからオートトリガーに改造(と、言っても大したものじゃあない)。 税込販売価格¥154,000です。

メーカ名:ヤマハ 型式・仕様:YTS-32・LQ こいつも相当古くて約40年くらい前のテナーサックス。 ビギナークラス二番目だが、この上はYTS62しかない。ありがたいことにまだカスタムが無い時代なので、真ん中のクラスとなります。 古さを心配される方が時々いらっしゃいますが、楽器店なので普通に全部パッド(タンポとも言います)を交換、問題なく演奏がができます。この状態でも価値的には十分だ、と言ったらそんなの当たり前だって言われるだろう。古さと見た目は何ともならないが、少しでもお得感が味わえるよう手を加えてみた。 たくさんさわってカスタマイズしたからといって、"Custom”みたいになるわけもなく、全く驚いて頂けないのは少し残念だ。(以前にも調子に乗って)やり過ぎたバリトン(YBS‐61)のようにそのまま転嫁できることもないので、販売価格だってそれなり、これだったらたぶん喜んでくれるだろうって思っています。まともで安ーいテナーサックスをお探しの方おススメです。来店お待ちしておちます。 全パッドを交換、調整しておりますから速攻演奏できます。一年間の無料調整(*1)が付いています。 税込販売価格¥132,000 *1:詳細は店頭にて

メーカ名:YANAGISAWA 型式・仕様:T500・LQ サックス自体は、おおよそ40年ほど前。ビギナークラスで、その後の延長線上には900やWO1があるが、現行モデルのような洗練された外観からすると何がしか無骨な印象があるかもしれない。 小さい凹みやキズ、ラッカーのハガレ等、この年数だ、多少なりともあるのが普通だろう。(ラッカーの)ハゲハゲでボコボコが少なくない中にあって、この年数からすると全然きれいな方。古さと見た目は変えようがないが、丁寧に修復、調整すれば問題なく使えるものも少なくなく、こういったところもメーカ品であるが故のおススメのポイントでもある。 パッドはすべて交換し、調整済み、ドライで少しカタめのサウンドがよみがえる。更に一年間の無料調整付き(*1)で気楽に安心して演奏できます。ケースもあります。 税込販売価格¥165,000です。 (*1)詳細店頭にて

メーカ名:H Selmer 型式・仕様:365B・Picc TP/SP セルマーは、言わずと知れたサックスのトップブランドでして、木管楽器に特化した近年は特にそのイメージが強いしそのもの言ってもよいくらいだろう。かつてはピストンとローターバルブの混在した変わったホルン、「ミッドシップ」的特異なシルエットだったバランスドモデルやKモディファイなど、オールドものから近年の"CHOLUS"や"CONCEPT"など目立たないところでも少なからず金管のラインナップがあったことを覚えている方も少なくないだろう。 セルマーのピッコロトランペットと言えばオールドファンに懐かしいモーリスアンドレ。バロック音楽を金管楽器での可能性とその世界を世に知らしめたプレイヤーであり、契約解消によりストンビに替わるまで同社のモデル360を使っていました。 モーリスアンドレを知っても知らなくてもきらびやかでスウィートなサウンドが、このトランペットの魅力だったが、セルマーは2011年に金管楽器全般を廃版として、身近に貴賓漂う一品が味わえなくなったのが残念なところです。 365Bは360の後継機種、A-B♭の替え管をはじめ、前モデルよりトリガーキイが付属。金管アンサンブルなど一般的には、B♭管(のピッコロトランペット)として使われることが多い事からそのイメージが強いが、A管トランペットとしての価値はもっと捨てがたく、モーリスアンドレのバロックとは言わないまでも古い時代のクラシックなものを小規模なオーケストラとかで(指揮者が許せば、もしくは無視して)使ってみたら新たな(密かに)楽しみが増えることだろう。 めったに出ないであろう(金管)製造の終わる晩年の製品でA管用の替管付き、二番管に触るとわかるキズ状の凹み(修復痕)がある他には、これといったダメージがなくシルバーのまぶしい美品。価格の高騰が続く中、リーズナブルな価格設定です。 税込販売価格¥198000です。
メーカ名:Gottsu 型式・仕様:Sepia Tone・Rubber/7☆ ゴッツのネームバリューが定着したともいえる代表的モデル。 "VI"と"Soloist"の2タイプにアップグレードとなり現在は廃版となったモデル。 ソプラノ用ではチップの開きが大きめなので、音色は暗いこともあり、全体的に言って硬質なサウンドになりやすい。ソプラノサックスの音作りをどこに持って行くか?によるが、個性を主張してまずは埋もれないサウンド目指すプレイヤーのは面白そうだ。 チップオープニングの大きいところにコントロールの不安がないわけではないが、扱い易さは、このブランドのセールスポイントの一つであることからある程度のレベルなら支障も感じないだろう。 使用感は、見た通り、ほとんど感じられることもなく新品同様品です。 Sold Out 通販できます。レターパックプラスのみ全国共通で520円です。

メーカ名:Selmer 型式・仕様:Super Session・Altosax Rubber セルマーのスーパーセッション、ソプラノとアルトサックス用が発売されていました。ソプラノ用は過激とも意味不明とも言えるオープニングでスタートしましたが、現在は常識的なサイズに落ち着いてスタンダード的な地位を確立したものの・・・一方アルトサックス用は一般的なオープニングでラインナップしていたにも関わらず、近年ですが廃版となってしまいました。 そのアルトサックス用ですが、チャンバー形状は馬蹄形、それならソロイストのようなキメが細かくモノトーンの音色が想像されそうだが、これが全くの違うもの。どんな風に吹くかっていうのもあるが、ザックリ吹くと目の粗いカタめなサウンドで「セルマーってこんなの作るの」って印象はちょっと予想外。本来のC☆のところ、オープニングを6番(メイヤー程度?)にリフェイスされたところもあり、ソリッド感と暗めでハードなサウンドが、ライトチックなジャズメタルのようでおもしろい。 先ほどのようにガーガーやってしまうとシンプル過ぎて面白味に欠けるかもしれないが、吹奏感全般にクセがないので、ヴォリュームにメリハリをつけてちょっと流行りをやるのによいポジション。本来はクラシカルなものが得意としジャジーなセッティングでもこなせるなら使い道もより広がるだろうとも思う。 ラインナップ当初のものらしく、見た目の変色があって経年変化を感じさせますが、歯形などの大きいキズはないので使う上での支障はないはず。いきなりジャズなマウスピースに不慣れ方や、どっぷり浸からず時々ポップなものをやりたい、サークル横断的なプレーヤー、特におススメです。
メーカ名:Selmer 型式・仕様:Super Session・Sopranosax Rubber セルマーのスーパーセッションは、まずはソプラノ、続いてアルトサックス用が発売されました。アルトサックス用は全くの一般的なオープニング、しかしながら周知が今一歩だったのか?現在ではあえなく廃版。 一方ソプラノの方は、発売当初は、過激とも意味不明とも言えるオープニング"H"~"J"でスタート。その後、少し常識的なサイズに聞こえる”E”~”G”が発売されて、スタンダードになりつつ現在に至ってます。ソプラノ用のチャンバー形状は、(セルマーにしては)ソプラノのスタンダードによくあるラウンドタイプ、いわゆる〇。 今回紹介するサイズは"J"。「はあ~?」って声が聞こえてきそうだ。ソプラノでこんなオープニングが必要かどうか疑わしいし、ここまでのものを使うプレイヤーがいるのか?わからない。一応最初にラインナップに挙げてみたからそのまま残しておこう、と思ったが、やっぱり止めておこうってな具合から廃版になったのかもしれない。 ともあれあのセルマーが、謎ともいえるサイズから最初にラインナップに挙げてきたのは、なんとも大胆なところだ。アルトサックス並みのオープニングだが、ソプラノのせいか思うほど大きくは見えない。 実際試奏してみると思ったよりはーアッサリと(音)は出せる。=あれ~意外といけそーかも、想像通りエアにつまり感が無い=そのせいか少しクレージー・・・いやイージーに感じられ、パワフルなサウンドだ(リードをコシの強ーいのにしたらエアの通りもすべてがクレージーだ)「パワフルさ」って言うより「ハード」と言った方がよいだろう。初心者向きではないが、上手く手なずけられればしゃがれたジャジーなサウンドもいけそうで、「使えるのか?」「どうか?」なんて散々ネガティブな事を前置きしながら、楽しくプレイ出来そうな意外なマウスピースのようにも思える、というものです。 税込販売価格Sold Out

メーカ名:YANAGISAWA 型式・仕様:SC800・GL ストレートが主流のソプラノサックス、カーブドタイプをコルトレーンが持って様になるかはわからないが、カワイさ優先ならカーブドソプラノは捨てがたい。 デタッチャブルネックのハシリともなった、ヤナギサワのカーブドソプラノは、最近でこそリーズナブルなタイプが増えてはいるが、かつてはごく一部メーカに限られ、ましてやユーズドを探しはじめてため息をついた方も少なくないはずです。 SC800ーほとんど見ることはありません。試行錯誤の末に細かく作られたかごとくの本体に、シンプルなキイガードが特徴的・・・、うっかりしたか、あるいは力尽きたか「T」時型、どうせならいっそ「Y」にすればーとちょっと残念だ。 見た目通り・・・っていうのか、今では中々作れそうにないサウンドが出てくる。遊びで鳴らしたロウトーンは、爆裂しソプラノとは思えなくて思わず笑ってしまった。ピッチも悪くない、もちろん最近ののモノと比較するわけにはいかないが、昔のソプラノを考えればむしろまともな方ではないかとも思う。 使用感も全く問題ないところ、キーの周辺などにラッカーのハガレがあるが、使用感としては気にならないレベル。経年劣化はあるものの、凹み修復痕など目立つようなダメージはありません。3年前に全パッド交換、委託品ですが調整済みです。 税込販売価格¥261,800です。 連絡、お待ちしております。

ブランド名:Schilke 型式・仕様:HC-1・LQ ファクトリー立ち上げ当時からのトラディショナルなサウンドを受け継ぐBシリーズから、最近のハードデザインなどニューモデルが投入されていますが、この"HC(ハンドクラフト)"は、シンプルなストラクチャーの"B"、ボアは"X4"のエクストララージの構成で2段テーパーでスモーラーベルが特徴なモデルです。 さてでっかいボアのシルキー、ときたらーまずはじめに思ってしまうのが吹奏感ーとは言うものの現物があるのに数字からからはってイメージを持ちながら試奏するプレーヤーなんて全くいませんが・・・。 さてトランペット場合、これより太いボア使っているレギュラーモデルを他メーカーで見かけることがほぼ無いので、先ほどのように数字だけとギョッとしてしまいます。「楽に吹けます!」なんてことは申しませんが、(数字的な事を入れずに)試奏されると「スムーズな吹奏感だ!」とか「このエアーの入り方が……」などなど、数字だけでは語れないちょっとした奥深さの表れとも言えるのはシルキーぐらいかもしれません。 ヘレアーが二段テーパで先の方がかなり大きな広がり方ですが、それに比べるとベル径は小さく設定。 トラッドなシルキーサウンドからするとカントリーチックな甘さ控えめーどちらかと言えば暗めの音色(!)に、パワフルでハードなレギュラーサウンドに「柔さ」が見え隠れする、新たなシルキーを発見できる一品・・・。 ベル縁と3番管先端によくある凹み修復痕(ラッカーハガレがあります)が主なダメージで、それらを除けばほとんど目に付くものはありません。ラッカーハガレも小さなキズ程度で美品と言えるものです。 管体洗浄、調整済み 税込販売価格価格¥330,000