Category : Used
Tenor Trombone ブランド名:Bach 型式・仕様:12・GL バックテナーのスモールボアモデルは、Model 12&16&16M の3つ。 ずっと前には、Model 6&8 もありましたが、あまりにも人気が低迷したのか、合併後のモデル整理のために廃版となりました。 バックのジャズテナーにおける代表的なモデルは"LT16M" ビル ワトラスをはじめ国内外の著名なプレイヤーたちが使っていたことで知られ、その影響からか、そそのかされたアマチュアも少なくないだろう。 それに比べると"12"という存在は、なぜか微妙だし、地味だ。国内でもあまり見かけないし、もっといてもよさそうにも思うが、あまりにも少ないような気がする。海外の有名人だとカールフォンタナ・・・か、思い出せないだけだが、もっといてもよさそうに思う。でも、彼だって十分ビックプレーヤー、うーん、まあ、それで十分過ぎるか・・・。 リードプレイで(Model)12とも言われるが、いろいろ見るにそう使うかどうかは、あくまでも個人の好みにあるようだ。これ「自体」がそうなのかどうか不明だが、そのままストレートに演奏してみる。おお!なんだ、すごーく温かみのあってリッチな音色。あのLT16Mとは対照的で、(改めて)上手く住み分けができているーっていう印象です。(昔聞いた強烈な)レイアンダーソン風にはやり過ぎかも・・・って思えるが、少々アグレッシブに(Sさんが試奏しても)夏フェス的に力で押しても・・・安定感があって活躍する場を選ばないようにも思う。 フォンタナみたいに・・・なんて言わずともコテコテのジャズプレイをやれるなら、そっちの方が、かなり仲良くなれそうに気がします。 製造は約30年くらい前か、全体的に小さいキズや凹み修復痕があり、スライドや本体の持ち手周りにラッカーハガレがあります。晩年はお蔵入りとなってバックによくあるシミがそれなりに・・・ある。見た目に使用感がありますが、凹み修復、経年劣化の補修、管内洗浄に「普通だと、こんなに滑るだ!スライド」と各部を調整修復「星屑」が光る、バックを知る人に勧める一品! 程度はよくありませんが、意味深な純正ケースが付きます。 税込販売価格¥165,000です
ブランド名:V.Bach 型式・仕様:C180ML・229/25H MLT C Key GL シカゴ響のアドルフハーセスをはじめ世界の名だたるプレイヤーが使用し、日本でもほとんどのオーケストラで使用されているバックのC管、ここから詳細をお知りになりたい方は、メーカの商品説明などたくさん出ているので、そちら参照なさって下さいませ。 1970年代前半の製造。 自然乾燥のようなグリーン掛かったラッカーが90%以上残り、状態の良さが伺えます。 状態の良さからベルフレアの立ち上がりのU字に凹み修復痕によるラッカーのハガレが、目立つ他に小さなものがありますが、いずれも状態がよいだけに目に付くもの、半世紀近くを経過したことを考えれば、新品同様と言ってもよいくらいかもしれません。 写真に写ったマウスピースは、チョット良いやつなんで付属しません。販売は本体のみで、ケースはありますが、それなりの年代もの、余韻のみ味わってくださいませ。 税込販売価格220000円
Tenor Trombone ブランド名:King 型式・仕様:2102(2B)・LA ジャズテナーの代表的なブランドの一つをいえば、キング。 スモールボアのテナーは、ジャズでのニーズが圧倒的に高く、12.22mm/12.47mmのデュアルボアなのが、今回の"2B" この辺の細ーいボアを使ったトロンボーンというと、かつてはBachにLT6とLT8があった。 シルキートランペットにある「ハンドクラフト」のXL(11.89mm)ボアが、アルトトロンボーンと同じくらいっていうのも「へえーそうなんだ」と関心するが、それとの違いが0.3mm程度、これより小さいものは現行ではなく(ボアの責任とは言わないが)不人気だったバックのmodel#6の他に見た記憶がない。そのどちらも廃版となっているので、ここらへんまでのタイトなボアは、もう2Bくらいだろう(イメージ的には、大昔のコーンなんかにありそうで、ちょっと調べてみよ・・・っと魔が差したが、「何の意味があるのか?」と素面に戻ってやめた) ボアが細くてベルが小さいと音が「割れる」ってよく思われますが、・・・まあそうかもしれないともー思う。なんだ!そのままじゃないかー(まあまあ、そう言わずに)それはそういう風に演奏してしまうからで、弾け飛んで吹かなければ、タイトでクリアフォーカス、スピード感のあるハイトーンの伸び、小技も駆使して・・・って、一般的によく言われるようなセールストーク通りになります。どうしても爆発する、もしくはしたい!って方には・・・・・別な楽器の方が良いかもしれません。でもコイツは、(個体差かたまたまか?)一般的なイメージほどオープンになりにくく、全くの初心者より熟知したプレーヤーの方が「おっ!面白い!」とも「ん?怪しい」とも感覚を持たれるからちょっとお試しあれ!先入観禁物です。 大きなダメージは無く、凹み修復痕も小さいものだけ、一般的な中古品を思わせるラッカーの傷みはあります。管体洗浄済みで、スライドも調整済み。「スライドなんて動きゃあいい」って言うプレイヤーもいらっしゃいますが、「こういうのが普通」ってことを知るにもいいくらいになっています。サックスの有名店のような「特殊」にはなっていませんが、普通に調整、相当いい感じにはなっているはず・・・なっています。 税込販売価格¥143,000です。
Tenor Trombone ブランド名:King 型式・仕様:2102(2B)・LA キングというとやっぱりジャズトロンボーン、特にジャズテナーというべきスモールボアモデルはガレスピーやベイシー楽団で活躍したAl Greyやソロプレイヤーで誰しも一度は目標とするJ.J Jonhsonなどはあまりにも有名だ。でも彼らが使用していたのは”2103"ー通称3Bというモデル。 そんなこともあってか2Bの方は、ちょっと控えめ。でもビックバンドのリードプレイを、またコンボジャズでは、小技を効かしてスモールボアの威力を発揮、O君のようなコンパクトでタイトなサウンドを好むプレイヤーには「持ってこい」の一品だと、思う。 ベルやチューニングスライド外周に小さな凹み修復痕があり、たくさん触ればわかりますが、直した跡なのできれいなラッカーがたくさん残っているため「(修復痕が)ある」というほどには目立たない。店頭品ではおなじみのスライド調整、管内洗浄を普通に行っていますので、普通に使ってもらえます。ケースはリッターのソフトケース 税込販売価格は、¥132000です。 Thanks!
メーカ名:YAMAHA 型式・仕様:YAS24/2・ラッカー 3世代程度の前のモデルで15年は経過、2000年初めまで生産されていました。ビギナークラスの廉価盤で当時の価格は、現行モデル280と380の間くらい、ベーシックコンセプトが大きく変化することはなく、古くとも整備すれば演奏に支障が出るようなことはありません。 整備すれば・・・というものの、大抵の場合は(調整した上での)現状渡しか、最低限の(パッド交換)調整で済まされてしまうことが多い。価格がより優先されるので、なかなか深く手が加えられないが故に状態の良いものが、案外少ないクラスとも言えます。 さて、状態だが、写真の映りがあまりよくない、特にベルがそうだ。その付近のラッカーのクモリ具合を説明するのにと思ったが、これでは思いのほか印象がイマイチだ。周辺のラッカーのクモリや全体の小傷は事実だが、実物はもう少しきれいだと、思ってもらえるだろう。 しかも税込で、あろうことか全パッドを交換している中古品で、その整備費用が、ちょっと考えて頂いてもーというお買い得品。さらに一年間の無料調整分が付いていて、これから始める方、中身の伴った価格優先の方、おススメの一品です。 Sold Out
メーカ名:YAMAHA 型式・仕様:YAS34/2・ラッカー 3世代程度の前のモデルで15年程度経過、2000年代初めまで生産されていました。この頃は初級者向けが2タイプ、その後、さらに低価格のモデル(YAS-275)が用意されて3タイプとなり現在に至っています。少々古くなっても基本的なコンセプトが大きく変化することのないクラスでれっきとしたメーカ品、整備すればー問題なく使えるものがほとんどです。 整備すれば・・・というものの、これが店側の大変なところ、理由は色々あれどこのクラスの中古品は価格が優先されて、なかなか深く手が加えられない事情があり、大抵の場合は(調整した上での)現状渡しとか、最低限のパッド交換で済まされてしまうことが多い。 楽器状態は新品同様だが、現状では十分使えても、パッドは傷みやすいところだけでも交換してあるとトラブルになりにくいし、こういった予防を含めて、保障があると安心して使用できる店頭ならではの大きいメリットがあります。 この商品も状態が大変良いので、はじめは「(十分使えるため)最低限の調整・・・」を予定をしていたのについでになんてしまったやった結果が80%、20か所も交換してしまいました。それならついでに全部やったら?なんて声が聞こえそうですが、元は半分以下でも演奏に支障をきたさないレベルだったのをプラスα(以上)で、より長く使えるようサービス精神旺盛とかで思ってもらうと大変興味がわく(はず)・・・と願っています。 税込販売価格¥121,000。ネックに凹み修復痕と細部に細かいキズが少々あるっていうきれいな中古品です。その他に一年間の無料調整分が付いていて、これから始める方、中身の伴った価格優先の方、おススメの一品です。来店され、見て(話を)聞いて買って頂いた方に内緒のオプションが付きます、もちろん(そのオプションを)断ることも可能ですが。
ブランド名:Selmer 型式・仕様:C703・C-key SP フランスのセルマー社、元を正せばクラリネットの制作がはじめらしい。その後、総合楽器メーカとなったが、サックス有名過ぎてそれ以外が、あまり浸透していないのは、日本では仕方のないところ、クラリネット吹き以外のプレーヤーなら「サックス」という答えが順当なところだろう。 さてトランペット、いつの間に作ったんだろう?ーって感じだが、歴史は意外と古い。1920年代と言うからサックスとあまり変わらない時期で、けっこう古くから登場する。H,ジェイムスとかL,アームストロングらが使ったとされるバランスモデルとか「フロントミッドシップ」的な特異形状のKモディファイだのが、(一部で)有名らしくその形状から見覚えがあるかもしれない。 だが・・・そういうオールド物を語るなら、バックの方が知名度も人気も(日本では)めっちゃ高い。セルマーの方が古くて(と言ってもほんのちょっとだが)地道に作り続けているのにヨーロッパであるが故なのか(ーどうかはわからないが)日本では数が少なく(結果的に)マニアックなトランペットになってしまったようだ。だが数は少なくとも(意外にも)力の入ったトランペットを制作していて、先ほどのようにアメリカ人がどっから手に入れたんだ?みたいな個性的なものだけでなく、モーリスアンドレとも60年代の半ばから約20年もの間、お友達関係を続けて、バロック音楽をやって(一部では)相当有名になったあのピッコロトランペットも送り出している。その後、関係が解消(Mark7後のスーパーアクションの発表を控えてサックスに集中したい時期だったのか・・・)し、10年くらい謎の空白期間を経て従来(オールドモノ)のコンセプトから考えると椅子から転げ落ちるほど、あまりにもフツーすぎる"CHOLUS"を発表こととなる。 密かというか、いつの間にか登場したのが、"CHOLUS 80"(←90年代の終わりの方に登場)ジャズモノを意図したわけではないだろうが、方向性のはっきりした楽器であり、吹奏感にクセもなくよくできていると、個人的には評価しています。(サテンシルヴァーで登場した「ミレニアム」はこのモデル)発売当時は手頃な価格と暗めの音色や渋いサテンラッカーの外観など、知名度とは全く無縁でジャズユースに密かな人気がありました。 ーと長い前置きになりながら、今回はそのCHOLUSではなく、その前に発売されたC管のERAⅡ。B管もあまり見かけないくらいだから、C管になると情報含めて、いつ発売されたんだっていうくらい・・・・もっとない。当初は他メーカと変わらない程度の販売価格で「高値(嶺)の花」いうことではなさそうだ。思うにトランペットは、日本の場合、管楽器の中では激戦とも言えるが、わざわざセルマーのトランペットを在庫(指名)しなくても、他にもいっぱいあるだろう(って声も聞こえてきそうだし)そんなこともあるのか、中々お目にかかることもなく、試奏はおろか所持するプレーヤーにもあやかれないので浸透しにくかったのだろうと思う(でも、その困難をかいくぐってどこかで手に入れたのは、ある面奇跡的な出来事でもあるが・・・) 好みや流行り、定番に奔れば手に取るプレーヤーは少なくなるが、トランペットがメジャーじゃなくてもセルマーはセルマーだ。さっきのようにM.アンドレとも仲良しだったくらいなので、個性の光る楽器を作ってくれている。透き通る透明感、華やかさのある明るい音色で、いかにもC管らしく、(独断でのおススメが)弦楽器主体の小さなオーケストラでの居心地が良さそう。大きな編成がダメなわけではない、あくまでもこういうのが向いているんではないかーっていうお話で、前所有者もそこで活躍していたそうだ。使ってみなきゃーわからない!この感覚。 大きなキズ、凹み修復痕、メッキ剥がれ等々、目立つようなダメージはなく、紳士的な使用をうかがわせます。1番チューニングスライドをフックからオートトリガーに改造(と、言っても大したものじゃあない)。 税込販売価格¥154,000です。
メーカ名:ヤマハ 型式・仕様:YTS-32・LQ こいつも相当古くて約40年くらい前のテナーサックス。 ビギナークラス二番目だが、この上はYTS62しかない。ありがたいことに、まだカスタムが無い時代なので、真ん中のクラスとなります。 古さを心配される方が時々いらっしゃいますが、楽器店なので普通に全部パッド(タンポとも言います)を交換、普通に問題なく演奏ができます。この状態でも価値的には十分だ、と言ったらそんなの当たり前だって言われるだろう。別のヤナギサワと同じく古さと見た目は何ともならないが、少しでもお得感が味わえるよう手を加えてみた。 たくさんさわってカスタマイズしたからといって、ホントに"Custom”みたいになるわけもなく、全く驚いて頂けないのは少し残念だ。(以前にも調子に乗って)やり過ぎたバリトン(YBS‐61)のようにそのまま転嫁できることもないので、販売価格だってそれなり、これだったら(多分)喜んでくれるだろうって思っています。まともで安ーいテナーサックスをお探しの方おススメです。 来店お待ちしておりましたところ、先日Sold Outとなりました。 一年間の無料調整(*1)が付いています。全パッドを交換、調整しておりますから速攻演奏できますーが、まったくの初心者の方は、少し時間が必要となります。 Sold Out *1:詳細は店頭にて
メーカ名:YANAGISAWA 型式・仕様:T500・LQ サックス自体は、おおよそ40年ほど前。ビギナークラスで、その後の延長線上には900やWO1があるが、現行モデルのような洗練された外観からすると何がしか無骨な印象があるかもしれない。 小さい凹みやキズ、ラッカーのハガレ等、この年数だ、多少なりともあるのが普通(だと思われますが・・・)。最近であまり見かけなくはなりましたがー、ラッカーのハゲハゲでボコボコが少なくない中にあって、この年数からすると全然きれいな方です。古さと見た目は変えようがないが、丁寧に修復、調整すれば問題なく使えるものも少なくなく、こういったところが、メーカ品であるが故であり、お店で買って頂けるおススメのポイントでもある。 パッドはすべて交換し、調整済み、ドライで少しカタめのサウンドがよみがえる。更に一年間の無料調整付き(*1)で気楽に安心して演奏できます。ケースもあります。 低予算でお探しの方に買って頂きましてSold Out となりました。 (*1)詳細店頭にて
メーカ名:H Selmer 型式・仕様:365B・Picc TP/SP セルマーは、言わずと知れたサックスのトップブランドでして、木管楽器に特化した近年は特にそのイメージが強いしそのもの言ってもよいくらいだろう。かつてはピストンとローターバルブの混在した変わったホルン、「ミッドシップ」的特異なシルエットだったバランスドモデルやKモディファイなど、オールドものから近年の"CHOLUS"や"CONCEPT"など目立たないところでも少なからず金管のラインナップがあったことを覚えている方も少なくないだろう。 セルマーのピッコロトランペットと言えばオールドファンに懐かしいモーリスアンドレ。バロック音楽を金管楽器での可能性とその世界を世に知らしめたプレイヤーであり、契約解消によりストンビに替わるまで同社のモデル360を使っていました。 モーリスアンドレを知っても知らなくてもきらびやかでスウィートなサウンドが、このトランペットの魅力だったが、セルマーは2011年に金管楽器全般を廃版として、身近に貴賓漂う一品が味わえなくなったのが残念なところです。 365Bは360の後継機種、A-B♭の替え管をはじめ、前モデルよりトリガーキイが付属。金管アンサンブルなど一般的には、B♭管(のピッコロトランペット)として使われることが多い事からそのイメージが強いが、A管トランペットとしての価値はもっと捨てがたく、モーリスアンドレのバロックとは言わないまでも古い時代のクラシックなものを小規模なオーケストラとかで(指揮者が許せば、もしくは無視して)使ってみたら新たな(密かに)楽しみが増えることだろう。 めったに出ないであろう(金管)製造の終わる晩年の製品でA管用の替管付き、二番管に触るとわかるキズ状の凹み(修復痕)がある他には、これといったダメージがなくシルバーのまぶしい美品。 Sold Out ありがたいことにお買い上げ頂きました。A管で使われるそうです。ついでにモーリスアンドレについて聞いてみましたが、やっぱり「?」かわりにエリックオビエさんをお勧めしておきました。
メーカ名:Gottsu 型式・仕様:Sepia Tone・Rubber/7☆ ゴッツのネームバリューが定着したともいえる代表的モデル。 "VI"と"Soloist"の2タイプにアップグレードとなり現在は廃版となったモデル。 ソプラノ用ではチップの開きが大きめなので、音色は暗いこともあり、全体的に言って硬質なサウンドになりやすい。ソプラノサックスの音作りをどこに持って行くか?によるが、個性を主張してまずは埋もれないサウンド目指すプレイヤーのは面白そうだ。 チップオープニングの大きいところにコントロールの不安がないわけではないが、扱い易さは、このブランドのセールスポイントの一つであることからある程度のレベルなら支障も感じないだろう。 使用感は、見た通り、ほとんど感じられることもなく新品同様品です。 Sold Out 通販できます。レターパックプラスのみ全国共通で520円です。