Category : Used

Alto Saxophone Moutrpiece Selmer Super Session =USED=

メーカ名:Selmer 型式・仕様:Super Session・Altosax Rubber セルマーのスーパーセッション、ソプラノとアルトサックス用が発売されていました。ソプラノ用は過激とも意味不明とも言えるオープニングでスタートしましたが、現在は常識的なサイズに落ち着いてスタンダード的な地位を確立したものの・・・一方アルトサックス用は一般的なオープニングでラインナップしていたにも関わらず、近年ですが廃版となってしまいました。 そのアルトサックス用ですが、チャンバー形状は馬蹄形、それならソロイストのようなキメが細かくモノトーンの音色が想像されそうだが、これが全くの違うもの。どんな風に吹くかっていうのもあるが、ザックリ吹くと目の粗いカタめなサウンドで「セルマーってこんなの作るの」って印象はちょっと予想外。本来のC☆のところ、オープニングを6番(メイヤー程度?)にリフェイスされたところもあり、ソリッド感と暗めでハードなサウンドが、ライトチックなジャズメタルのようでおもしろい。 先ほどのようにガーガーやってしまうとシンプル過ぎて面白味に欠けるかもしれないが、吹奏感全般にクセがないので、ヴォリュームにメリハリをつけてちょっと流行りをやるのによいポジション。本来はクラシカルなものが得意としジャジーなセッティングでもこなせるなら使い道もより広がるだろうとも思う。 ラインナップ当初のものらしく、見た目の変色があって経年変化を感じさせますが、歯形などの大きいキズはないので使う上での支障はないはず。いきなりジャズなマウスピースに不慣れ方や、どっぷり浸からず時々ポップなものをやりたい、サークル横断的なプレーヤー、特におススメです。

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Soprano Saxophone Moutrpiece Selmer Super Session =USED=

メーカ名:Selmer 型式・仕様:Super Session・Sopranosax Rubber セルマーのスーパーセッションは、まずはソプラノ、続いてアルトサックス用が発売されました。アルトサックス用は全くの一般的なオープニング、しかしながら周知が今一歩だったのか?現在ではあえなく廃版。 一方ソプラノの方は、発売当初は、過激とも意味不明とも言えるオープニング"H"~"J"でスタート。その後、少し常識的なサイズに聞こえる”E”~”G”が発売されて、スタンダードになりつつ現在に至ってます。ソプラノ用のチャンバー形状は、(セルマーにしては)ソプラノのスタンダードによくあるラウンドタイプ、いわゆる〇。 今回紹介するサイズは"J"。「はあ~?」って声が聞こえてきそうだ。ソプラノでこんなオープニングが必要かどうか疑わしいし、ここまでのものを使うプレイヤーがいるのか?わからない。一応最初にラインナップに挙げてみたからそのまま残しておこう、と思ったが、やっぱり止めておこうってな具合から廃版になったのかもしれない。 ともあれあのセルマーが、謎ともいえるサイズから最初にラインナップに挙げてきたのは、なんとも大胆なところだ。アルトサックス並みのオープニングだが、ソプラノのせいか思うほど大きくは見えない。 実際試奏してみると思ったよりはーアッサリと(音)は出せる。=あれ~意外といけそーかも、想像通りエアにつまり感が無い=そのせいか少しクレージー・・・いやイージーに感じられ、パワフルなサウンドだ(リードをコシの強ーいのにしたらエアの通りもすべてがクレージーだ)「パワフルさ」って言うより「ハード」と言った方がよいだろう。初心者向きではないが、上手く手なずけられればしゃがれたジャジーなサウンドもいけそうで、「使えるのか?」「どうか?」なんて散々ネガティブな事を前置きしながら、楽しくプレイ出来そうな意外なマウスピースのようにも思える、というものです。 税込販売価格Sold Out

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ソプラノサックスーヤナギサワの曲がったオールドモノ③

メーカ名:YANAGISAWA 型式・仕様:SC800・GL ストレートが主流のソプラノサックス、カーブドタイプをコルトレーンが持って様になるかはわからないが、カワイさ優先ならカーブドソプラノは捨てがたい。 デタッチャブルネックのハシリともなった、ヤナギサワのカーブドソプラノは、最近でこそリーズナブルなタイプが増えてはいるが、かつてはごく一部メーカに限られ、ましてやユーズドを探しはじめてため息をついた方も少なくないはずです。 SC800ーほとんど見ることはありません。試行錯誤の末に細かく作られたかごとくの本体に、シンプルなキイガードが特徴的・・・、うっかりしたか、あるいは力尽きたか「T」時型、どうせならいっそ「Y」にすればーとちょっと残念だ。 見た目通り・・・っていうのか、今では中々作れそうにないサウンドが出てくる。遊びで鳴らしたロウトーンは、爆裂しソプラノとは思えなくて思わず笑ってしまった。ピッチも悪くない、もちろん最近ののモノと比較するわけにはいかないが、昔のソプラノを考えればむしろまともな方ではないかとも思う。 使用感も全く問題ないところ、キーの周辺などにラッカーのハガレがあるが、使用感としては気にならないレベル。経年劣化はあるものの、凹み修復痕など目立つようなダメージはありません。3年前に全パッド交換、委託品ですが調整済みです。 連絡、お待ちしております。 ーと、地道にお待ちしておりましたら、連絡がありました。 全くソプラノには興味がなかったのですが、ある曲ををやることになってから来店。初めての試奏に不安を抱えながら直管を試されましたが、全く触手が働かないーとのこと。 試奏して遊んでいるうち、「うーんんん、よくわからんから、買う」ーとあっけない幕区切れに。 というわけで Sold out となりました。

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新鋭!とも言えなくなりましたが・・・「ハンドクラフト」③シルキー②

ブランド名:Schilke 型式・仕様:HC-1・LQ ファクトリー立ち上げ当時からのトラディショナルなサウンドを受け継ぐBシリーズから、最近のハードデザインなどニューモデルが投入されていますが、この"HC(ハンドクラフト)"は、シンプルなストラクチャーの"B"、ボアは"X4"のエクストララージの構成で2段テーパーでスモーラーベルが特徴なモデルです。 さてでっかいボアのシルキー、ときたらーまずはじめに思ってしまうのが吹奏感ーとは言うものの現物があるのに数字から入ってイメージを持ちながら試奏するプレーヤーなんて全くいませんが・・・。 さてトランペット場合、これより太いボア使っているレギュラーモデルを他メーカーで見かけることがほぼ無いので、先ほどのように数字だけとギョッとしてしまいます。「楽に吹けます!」なんてことは申しませんが、(数字的な事を入れずに)試奏されると「スムーズな吹奏感だ!」とか「このエアーの入り方が……」などなど、数字だけでは語れないちょっとした奥深さの表れとも言えるのはシルキーぐらいかもしれません。 ヘレアーが二段テーパで先の方がかなり大きな広がり方ですが、それに比べるとベル径は小さく設定。 トラッドなシルキーサウンドからするとカントリーチックな甘さ控えめーどちらかと言えば暗めの音色(!)に、パワフルでハードなレギュラーサウンドに「柔さ」が見え隠れする、新たなシルキーを発見できる一品・・・。 ベル縁と3番管先端によくある凹み修復痕(ラッカーハガレがあります)が主なダメージで、それらを除けばほとんど目に付くものはありません。ラッカーハガレも小さなキズ程度で美品と言えるものです。 管体洗浄、調整済み 一人でボソボソ吹きたくて新たなトランペットを探しに来られたとか・・・でも折角だから「ジャズワンポイント」を仕込んでセッションに乱入することをすすめておきました。 Sold Out

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