Category : リペア

リペア サービスの受付

リペア サービス(修理、調整) 「自分が上手じゃないから…」とか「別に音は出るし…」などと思っていても楽器を調整に出してみると、意外と楽に吹けるようになったりする時もあるものです。「いつもやっているフレーズが引っ掛かる」「なんとなく楽器が鳴らなくなったような気がする」「長いこと(調整に)出したことがない」等、気になった時には、楽器を調整に出してみませんか?何も無ければそれに越したことはありません。まずはお気軽にお越しください。   1:まず点検から 「練習はするけど、なかなかうまく吹けない…」と納得できる演奏をするのは永遠の課題です。気合と根性で練習!は、わかりますが、使っている楽器に問題があることも少なくありません。「でもどこがおかしいのかわからない…」そのような時は、まずは点検してもらうところからはじめましょう。 2:チェックしてみると 金管楽器の作動不良、木管楽器のエアー漏れ等楽器をチェック、修理内容の説明を行います。木管楽器のバネ、パーツ材質、金管楽器の可動具合など具体的な要望などがあればできる限り対応していきます。緊急事態や結果的に軽微な不具合であれば、即日対応も可能です(←連絡、相談ください) また予算面でのリクエストがあればそれ沿って修理箇所、方法を検討していくことも可能です。 3:適材適所で いまや主流となった木管楽器のハイコテックスや天然コルク、サックスのおけるメタル&プラスチックレゾネーターパッド、キイをはじめスライドピストンなどのソフト&ハードオイルなどを適材適所に使い分けていきます。 廃盤などによるパーツの欠損等では、オリジナルパーツの改造または、製作の場合もあります。       4:完成後は 店頭にて試奏、リクエストがあれば微調整をしていきます。 フルート、クラリネット、サックスの全パッド交換作業の場合は1年間のチェックと再調整が付随しております。その間、調整は何度でもサービスでおこなっていますので御安心ください。 部分調整等の場合でもサービスできることもありますので、まずは店頭にて、お気軽にお尋ねください。

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楽器屋さんの修理のお話

1、時計その1 「…ところで、これも直してもらえますか?」 「何でしょ? ん? え~正気ですか!? そんなの直せませんよ!」 何を頼まれたかと言うと楽器じゃなくて時計。楽器の調整の間に、腕時計の電池を替えてもらいに行こうか…と思っていたそうで、時計も直せるのじゃないかと思われたらしい。どこからそんな発想が… 「でも… それってうちの仕事かなあ?」 「あー、そんなに気にされなくても、安いものだし、古いし…クレームとか言いませんから、気楽にしてもらえば…」 電池の交換で、時計も高いものじゃないと言われても、気楽になんかできません。本人曰く、何度か電池交換に出したらしいのだが、中身(交換するところかも?)を見てみたかったらしい。どうしても、と言われて、 つい調子に乗って裏蓋を開けてみた。小さな電池が見える。 「これと同じやつを買ってきてください」 電池を替えて裏蓋を閉める。 「ああ!直りましたね!」 「ええ、動いていますね(もう、持って来ないようにして)」 2、時計その2 Aさん:「こんにちわ、(一通り話が終わったところで…)ところで、これってできます?」 何かというとまたもや時計、でもこんどはバンドを短くするというもの。シャフトにねじでつながっていてそれを外すと短くなる。それにしてもなんと小さなネジ! Aさん:「くるくる回っちゃって…それに不安定なんでうまくできなくて」 2コマほど、ここのところを取ればいいということらしい(ドライバーを差込み、うーん!!)ここは、曲がっているし、切れそうでちょっと怖い‥。 Aさん:「じゃあ、1コマで」 虫めがねでネジの位置を確認、ここは、大丈夫みたい(・・・しばらくして)ほら、取れました。外周をつないで、大きさを確認(サンプルを見せながら)これより一回り小さいみたい。「じゃあ、やっぱりさっきのところを外しましょうか」と指先に力が入る!・・・妙な脱力感・・・あらら、ネジが切れてしまいました。 Aさん:「でも余分がありますから、これでつなげばできましたね!」 うーん、細い!それにしても、なぜウチに持ってくるの?? 「やっぱり、持って来ないでね、お願いします」 3、テナーサックスのケース K君 「すいませ~ん、これ見て貰いたいのですが…」と同時に目に入ったのが、グチャリとなったテナーサックスのケース。 それ、どうしたの? K君 「いやー、車をバックさせていたら、楽器置いているのに気が付かなくて…」 ふーむ‥それ轢いちゃったわけ?ところでこのケース開くの? K君 「ああ、大丈夫です。開きますよ。(何が大丈夫なんだか…)」 どれどれ、それでは拝見。「う、…」ケースでおよそ想像が付いたものの相当ひどい。 K君 「ものすごい音がした時には、もうダメかと…でもその割には、意外と大した事はなかったって思いました」 まあ、そうかもしれないけど、やっぱりひどいよ。 数年後… 当時K君と同じバンドに所属しておりました、H君が、珍しく来店。今では転職し家も引越し、音楽活動も全くご無沙汰とのこと。でも彼(K君)はまだ元気にそのバンドで活躍している、と言っていました。 その後、偶然とはこわいもので、最近そのバンドの歌姫が来店、彼はどうしていると尋ねると「ああ、元気ですよ、でも初めからのメンバーは彼ともう一人だけですけど…」とのこと、聞くところによると、その後はペチャンコにはしていないらしいが…。

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楽器屋さんの修理のお話 金管編

修理と調整 金管編です。 1、あのーマウスピースが取れなくなっちゃったのですが‥ :BRASS 「足に当たって椅子(ケース)から落とした(落とされた)」「壁に当たった」「 階段で転んだ」「手が滑った」など、他に「おまけ」がなければ比較的軽傷。くれぐれも置き場所や他の事に気を取られないように気を付けてください。 さてマウスピースが抜けなくなった場合ですが、叩くとか、力ずくで抜こうとか思わない事です。「マウスピースプーラー」なるものであっさり取れる事がほとんどですから、持ち込めばサービスか数百円の程度。 無理をしない事が一番。興味のある方は、ヤマハより工具が販売されていますから、自分でトライされてみてはいかが(マウスピースが買えるくらいです) 2、キャップが外れない :BRASS ピストンのトップ、ボトムやロータリーキャップが外れないのは、見てもらう方が無難です。持ち込めばよほどの事(著しい固着、ケーシングやキャップの破損など)がないかぎりサービスの範囲で済むことが多いようです。 普段より定期的に注油(ピストン、ローターに)している場合はあまり問題ありませんが、それでもピストン楽器のボトムキャップは、忘れがち(特にユーフォ、チューバは少し外し難いところがありますから)忘れぬよう注意しましょう。 3、あ!ピストンが動かない!! :BRASS この辺りのトラブルは長期間演奏していない楽器に起こりがちで、いわゆる固着というもの。無理せず楽器屋さんに持ち込みましょう。押したり、引っ張ったり、やってみたくなるのは人情ですが、ほとんどの場合、やらないほうが無難。仮にトライしてうまくいかなかった時には、リペアマンに叱られて費用もかさみ、もし上手にやったとしてもヴァルブ周りの調整は必要。この場合には、抜差し管固着のオマケ付きで楽器屋さんのお世話になる場合がほとんどです。 4、どうも鳴りが悪くなったような?そうでないような…?その1 Tpのメインチューニング管やマウスパイプ、Trbインナースライド、Hrのメインチューニング管、Euphメインチューニング管や1番管などの内側を見てみましょう。中が汚れているようだと要注意です。 まず管体内部の洗浄をしてみましょう。トランペットなどマウスパイプをきれいに掃除するだけでも結構変わります。こまめに清掃をしていれば、問題の無いことですが、それでも管内にこびり付いてしまったスラッジなどは、取れ難いもの。その時はチェックを兼ねて掃除してもらいましょう。 5、この辺りが気になるのですが‥Trombone トロンボーンスライド外管内部のサビなどこびり付いた、通常のクリーニングでは取れない汚れの他、外管の凹み、アウター、インナーのひずみ、それらの複合的なものによるいわゆる「引っ掛かり」。外管の凹みは見ればわかるのと自覚症状がありますが、汚れなどは外観上ほとんどわからないのと0.1mm単位のひずみで動きが変わってくるので、チェックしてもらうしかありません。スライドに関しては手入れを行い、扱いに気をつける他には無く、トラブルになると自分でできる事は、ほとんどありません。 6、これって絶対ヘンですよね? 注油中にピストンを落とした、ぶつけた、楽器を凹ませた、マウスピースがケーシングにあたったなど、ピストンの動きに明らかな違和感(重い、硬い、止まる、動かない)がある場合は、残念ですが・・・ 血相変えて直行です。 7、どうも鳴りが悪くなったような気がする…。でも気のせいかも?その2 ウォーターキーのコルクが欠けたり、異物が挟まったり、キースプリングが弱くなって水分が漏れていないか、あるいは、キーネジが外れかかっていないか、それとなく見てみましょう。 見た目に大丈夫だと思ってもエアー漏れをしている(特に古くなったコルクに多い)ことがありますから、チェックを兼ねて見てもらい、怪しい場合には… 取り替えてもらいましょう。 8、スライドがなんとなく気になるような‥ トラブルになるとほとんど手の付けられる所が無いスライドですが、軽微(個人差がありますが)… 例えば、ちょっとした雑音が気になったり、動きにムラを感じたりなど、それほど支障を感じないもの、「何となく」といった場合には、あえてクリームを使用してみるのも一つの方法。 このところのスライドトリートメントはオイルが主流で、オイル程の滑り具合はではないものの、滑らかで均一な動きはそれほど支障を感じないはず。スライドコンディションにもよりますが、意外と効果が出るかもしれません。 9、これってヘンですか? トランペットのピストンは、真上から真っ直ぐ正しく押しましょう。 当たり前の話ですが、そうしないと「もどり」が悪くなるなど何らかの支障が出てきます。(でも難しいですね) また「押し方」以外にも(1stトリガーの使用時などある程度は致し方がないにせよ)左手で楽器が しっかり支えられないと右手に負担が掛かり、結果的には「斜め押し」になる上、 右手のフィンガ リングにも少なからず影響します。ユーフォ(ピストンチューバも)の場合は、ピストンが大きいなどのため、右手で不安定な押し方になる傾向がありますから気を付けましょう。(またマウスパイプからピストンまでの構造状、異物が入りやすく、最低限のメンテナンスが欠かせません。(参考:「これって直りますか?」)苦手と思ったフレーズ、持ち方次第で実は難なくこなせたかもしれません。 10、これって直りますか? ヴァルブ周りの汚れ、極小のゴミの付着、注油が極端に少ないなど、思い出したようにピストンが引っ掛かる(特に戻りが多い)場合が多いようです。 ヴァルブ周りを洗浄してみましょう。油分の拭き取り、ケーシング、ヴァルブ周りの水洗いなどして、ヴァルブオイルも普段よりたっぷり使ってみましょう。それだけでもかなり改善されます(更に良質のオイルを使う事=別なオイルに変えてみる事により、トラブルが改善されることもあります)それでもうまくいかない時、ひどい汚れや著しい傷がある場合には、やはり見てもらったほうがよさそうです。 11、あらら!その1 金管楽器はやっぱりこれ、ヘコミ。代表的と言うとトランペット。 まず抜き差し管。特にトランペットの3rd管は、潤滑油にオイルを使用するために落下が多いようです。スタンドに立てて置いたとき、自然と(ベルが)下向きになるためか、小豆程度(場所にもよりますが¥2,000からできます)から大豆くらいのものまで、ストッパーネジの閉め忘れによるものがほとんど。1st管は、ストッパーの付いていないものが多く、うっかり抜け落ちてしまう場合で、3rd管を含め、右手だけで持って(人差し指でピストンを押して)いる時に多く発生しているようです。トランペット以外にもありますが、楽器の本数が圧倒的なのとその他のブラスでは、グリスを使用しているため「うっかり…」ということがほとんどなく、こういった原因による修理はほとんどありません。 12、あらら!その2 金管楽器はやっぱりこれ、ヘコミ。全般的にはベルの周辺が多いよう。チューバやユーフォは、楽器が大きい上にベルを台座に置くことが多いためからですが、実際には小キズの方が多いよう。トランペットは楽器を持ったまま、転んじゃいました!手を突く前に楽器が先に…。理由はいろいろですが、「落とした」というのも多く、同じ流れでいうとサックスもかなり犠牲になっています。トロンボーンは少なく「魔が差してメインチューニング管を持ってしまいました!」というのを聞いたことがあります。トロンボーンの場合は、イスの足、譜面台、跳んでいった!などスライドの凹みが圧倒的、長いし普通に使っても調整するくらいだから当然ですね。 ざっとこんなのが多いリペアの例です、お大事に。

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楽器屋さんの修理のお話 木管編

1:修理と調整 木管編です。 細かく言うと「修理」と「調整」は異なります。例えば、木管楽器で言うとキイの動作不良(動かない、動いてもそこで止まる等)、木割れ(クラリネット、オーボエ等のひび割れ)フルート、サックスにおける凹みによるメカニカル部分損傷(先ほどのキイがスムーズに動かない、トーンホールや管自体の潰れ、凹み、変形)など音が出にくくなる、もしくは出ない、など「そのまま演奏するには無理がある!」が修理、対する調整はエアー通りをよりスムーズにとか音程やアクションを改善してほしいとかの「演奏するには支障はないが…」などリクエスト的な意味合いになります。ですが、作業という点での区別はありませんので、どちらででも結構ですよー、お気軽にお越しください。 2:スワブが取れなくなりました!Clarinet, Saxophone, etc スワブを使うとき、十分に広げず、また紐を早く引っ張ると「カタマリ」の状態で入り込み、取れなくなるようです。こんなときは、無理やり引き抜こうとしたり、掃除棒とかスネアのバチなどで押し出そうとしていなければ割り合い簡単に取れます。 ちょっとした事で取れる場合もありますが、慣れないと中を傷つけたり、別のトラブルを招いたりする事もありますから、何もしないのが一番。よほどのことがない場合、持ち込めばサービスの範囲です。(せっかちにしないでね) 3:グラグラと…Clarinet , Oboe , Fagotto , Saxophone クラリネットやオーボエのジョイントコルクは、ある程度使用すれば、収縮性がなくなり、ゆるくなってきます。 組み立て時にあまりにもストンと入り過ぎるものやチューニングのため、抜いた時など大きくグラつくものは、見てもらってください。またサックスのネックコルクも同様ですが、マウスピースを替えた時には、サイズが合わないことがありますから、古くなくても調整(巻き替え)は、必要となります。 4:グラグラと…(その2) Flute フルートの足部管ですが、組み立て時だけでなく取り外しの時にも、あまりラフに扱っていると、はめ合いが緩くなってくることあります。(逆の事もあります、次の項目) よくある事ではありませんが、ひどいものになるとぐらぐら動きはじめ、放っておくと抜け落ちかねません。またポジションも決まり難く、吹き難くなるばかり。またガタツキが無くても本体の足部管側(内側に入るところです)が中側にすぼむように丸くなっている場合は要注意。頭部管は足部管ほどではありませんが、だからと言って同じように丸くなっているのは、もちろん良い事ではありません。 5:「入るけどキツイかも?」 Flute まず、ジョイント部を丁寧に拭いてしてみましょう。頭部管(外側=入り込む側)はもちろん、意外と忘れがちな本体(主管)の内側もきれいにします。これでスムーズに入ればOK。それでも変わらない時、著しいキズ、管体の変形(前述の取り扱いによるもの等)がある場合は、重症にならないうちに見てもらう方がよさそうです。 6:音は出るけど…不安定?線が細い? Flute,Saxophone 頭部管の先端に付いているヘッドキャップの緩み、または、不用意に締め込んだ、掃除棒で(反射板を)突いてしまった、反射板を固定しているヘッドコルクがヤセていた、など頭部管の反射板位置ずれている場合は、鳴り難くなるだけでなく、場合によっては、ピッチ(音程)の狂い等、全体に影響してきます。付属の掃除棒でチェックしてみましょう。「割り(クリーニングガーゼを挟み込む部分)」がある反対側に溝が入っていますからそちらを中に入れ「歌口(楕円に開いている穴)」の中心あればOKです。 見ようによっては… ずれているかも?「う~ん… よくわからない!(よくわからない場合がほとんどです)」その場合は、調整を含め、見てもらってください。 最近は、あまり見かけなくなりましたが、それでもフルートの組み立て、頭部管とのジョイント時にグリスを塗る方がいらっしゃいますが、いろいろなところで言われている通り、塗らないのが原則です。 同じようにサックスのネックを本体に差しこむ際にもグリスを塗らないのが原則で、大抵の場合、〆ネジを締めても動く、嵌りにくい(外しにくい)、あるいは、それに伴うトラブルなどが多いようです。もちろんグリスを塗ってもきれいに拭き取って(ネック、本体共に)いればそれほど心配要りませんが、元々グリスを付けなければならない状態が普通でなく、その必要がない様に直してもらうことが一番。 7:音が出なくなった、凹んだ、など明らかに異常がわかるもの。音は出るけどいつもと違う、など…。Woods 木管楽器はいわゆる調整で、パッド(タンポ)の傷み、各キー調整、キーの動作不良に曲がり、トーンホールの欠損や汚れ、ジョイントコルクやネックコルクの劣化、バランスコルクの劣化や欠損、スプリングのヘタリや欠損、それらの組み合わせ…に気のせい?など普通に使っても避けられない部分がありますから、定期的に見てもらう事が一番です。普段からチェックするポイント作っておくのも良い方法です。また「おかしい?」と思ったときは、「どんな時に…」とか「○○辺りが…」と大まかでも不調に感じる所を伝えておくと修理しやすくなります(技術者側に立つとそういうことが早く修理に繋がりますが、なかなかそうはいきません。ある意味言い換えると不具合を見つけることがほとんどとも言えます) 演奏会前になると楽器のほうが緊張するのか、それともウィルスが蔓延するのか…はたまた慣れない手入れのやり過ぎか?修理の数が異常に増えます。 つづく

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