Category : Wood Accesary

Rigature・C.Bay

ブランド名:C.Bay 型式・仕様:ロジウム/GP 立ち上がりがよく、その広がり感からリ-ド全体が振動するようなイメージがあり、中程度から弱めのコシのリードとの相性が良いよう。リッチな彫り物が見た目に目をひきますが、その繊細な造りからもわかるように、変形し易いため、取り扱いには注意が必要といえます。 ツウィンのアッパースクリュータイプ、ラバータイプのみ。   

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Rigature・Wood Stone ②

ブランド名:Wood Stone 型式・仕様:アルト/テナー・GP/SP サックス用アクセサリーをはじめ、ヤマハとのコラボレーションによるアルトサックスやオリジナルブランドのテナーサックスをも手掛ける、サキソフォーン専門店とも言うべき石森管楽器店プロダクツのリガチャー。メタル&ラバーのサイズ、ブラス、コパー、ソリッドシルバーの材質からSP、GP、Satin GPのフィニッシュなどをサックス、クラリネット用にラインナップ。プロ、アマを問わず、多くのプレイヤーが使用、サックスプレーヤーでは知らない人はいないだろう。 「逆締め(とは、もう言わず上締め)」ツウィンのアッパースクリュータイプ (現在、アルトサックスでは、メイヤー、セルマー用を、テナーサックス用ではオットリンク、ラバー用が在庫しておりますが、現在入荷が不安定のため、来店前にお問い合わせください) Alto GP用など 他少数。 以上、ラバー用などの三本ベルトの仕様は、旧製品となり在庫分のみとなります。

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Soprano Sax Mouthpiece Selmer Super Session ②

ブランド名:Selmer 型番・仕様:Super Session・Rubber 洒落たネーミングですが、あのセルマー社とは思えぬ「なんでこんなの?」と奇抜とも過激とも思えるオープニング(H,I,J)から発売され、その後にジョーシキ的な現在のライナップ(E~H)になったマウスピース。扱い易い自然な吹奏感は、S80シリーズ同様、セルマーマウスピースの得意とするところであり、目立たないところですが大事なポイントの一つです。 セルマーのソプラノ用マウスピースと言えば、S-80シリーズにニーズがありましたが、クラシカルなジャンルは別として、新たなジャズサウンドのスタンダードとなりつつあるのは、こちらの方。 ストレートでまとまり感のある太めのサウンドで、パワーがメタル並みに出せますし、マイルドなサウンド作りやベンドやサブトーンなどコントロールもし易いところから、まずはあれこれやってみたい方にはおすすめです。安心して扱えるところは、セルマーのマウスピースに共通するところですが、それゆえにそのまま成り行きで吹いてしまうとメリハリに欠け、淡白になるかもしれません。 従来のセルマーとは異なる、短めの変わったルックスも特徴的。オープニングサイズは、S-80と同じくアルファベット表示ですが、スタートは“E”から広い方へは”H"までのラインナップ。 本体のみ、リガチャー・キャップはセルマーの純正が別売りとなっています。

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Rigature・Rovner “Verse”

ブランド名:Rovner 型式・仕様:Verse・Leather/Metal レザーロールリガチャーの先駆け的メーカー。 元々はレザーの材質により、マウスピースとリードの取り付けに一体感が高いリガチャーです。従来のレザータイプ(MK2、ライト、etc)のみの物にさらにリード接地面に金属プレートが装着されたのが、この「ベルーサ」。独特のリセスの入ったリードとのフィット感や安定感が増し、レスポンスも向上。 マルチタイプのプレッシャープレートやレザーを挟み込むことによる、フィット感や振動に変化を加えることができるためにバリエーションが多彩なのも特徴。シングルタイプアッパースクリュータイプです。  

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NOVA Type “M” Alto Sax Mouthpiece

Alto Saxophone Mouthpiece メーカ名: NOVA 型番・仕様:Type "M" ・Rubber ヨーロッパやメイドインジャパンの躍進が進む昨今、Made in USA、By  C.W.Fobesによるマウスピースです。 ストレスフリーの滑らかなエアースルーで、その吹奏感おいて特にクセ(あえて言うならそのエアースルーかも)もなく、全音域にわたってまとまりのあるストレートなサウンド。ハイレンジでの独特なトーンの「アタリ」方が特徴的です。(プレーヤーより聴き手サイドの方がより実感できるかもしれません) そのサウンドにはブライト感があり…ソフトに口説くと濃厚で甘い音色がモダンテイストを感じさせます。(モニター性の観点から)全くの初心者にはおススメできませんが、パワフルに演奏してフルバンド等でスマートに、ライトにこなして細かなニュアンスに音色の深みを際立たせたソロ&アンサンブルがポップな使い方。ジャンルも特に選ばず、これからの期待が高まりそうな当店2番押しの新進気鋭のマウスピースです。 オープニングは、5番から8番までの設定。クローズド気味のオープニングで6番が一番人気です。オリジナルサウンドに影響しない程度に若干のアレンジを追加しています。 身近なプレーヤーと言うと、店に来られるお客さん。まあ当然ですが、けっこう主体性の強いサウンドが聞けます。「目立つ」わけではありませんが、そこの部分が「盛り上がる」ような感じで、そこが特徴的って言えばそうですね。 ただ残念なことに今後、マウスピースのバリエーションを絞る方向になりそうなので、廃盤となるかもしれません。

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Daddario Alto Sax Mouthpiece

メーカ名:Daddario 型式・仕様:Rubber ブランド名はダダリオ。あまり聞きなれないブランドですが、以前の「リコ」といえば、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。リードはともかく、マウスピースなんぞを真面目(?)に作っていたのは、もう ん十年前の事で、マウスピースとしてのブランドに知名度がないのも無理はありません。 そしてちょっと前、地味ではありますが、マウスピースがこっそり発売されました。 100%人手を介さないコンピュータ制御のCNCマシンによって製作されているところからバラつきを極力排し、吹き心地にコツやクセなどを感じさせる事なく、ビギナーの方でも安心して使用できるものの一つです。 木目の細かいスモーク状の「にごり」感のあるサウンドに暗い音色が特徴です。 輪郭感がはっきりしていて、パワー的にもおもしろいところですが、メリハリの効いた変化を感じにくいところがあり、そのままだと単調になりがちなので、よりダークで落ち着いたサウンド作りや逆位相に位置する楽器等と合わせるところで存在感を発揮しそうなマウスピースです。 オープニングが3種類でアルトサックス用のみ。

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Rousseau ”JDX” Alto Saxophone Mouthpiece

ブランド名:Rousseau 型番・仕様 "JDX"・Rubber ユージンルソー氏が手掛けたマウスピースでジャズユースを意識したものの一つが”JDX”、ちなみにもう一方は”SJ”というもの。   この「手」のマウスピースにしてはちょっと見に、ステップ型バッフル構造に見えますが、実際には全く正反対、モノトーンのような…暗めの音色が特徴的なマウスピースです。 そのキャラクターからビックバンドやセクションのリードプレイなど、ポップな場面でパワフルにゴリゴリ吹くより、ダークな(渋い)音色を生かし、コンボジャズなどを中心に繊細さにプレイして、コンパクトにまとめる方が持ち味を発揮しそう。比較的扱い易いもの一つで、初中級クラスの方でもコントロールを含めサウンドメイクに難点を感じることも少なそうですが、クラスを問うよりも音楽の方向性や味付けでチョイスしていくマウスピースと言えます。 アウト用マウスピースの中では決して目立つような存在ではないので、プレイヤーも淡々とそれなり。ちっちゃなお店でボソボソ、目立たない活躍をしたい方には、おススメ!かな・ サイズナンバーは、#4、#5、#6…でオーソドックスな表示方、マウスピースのみの販売でリガチャー、キャップの付属はありません。

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Meyer Type “G by Meyer” Alto Sax Mouthpiece

メーカ名  Meyer 型番・仕様 Rubber "G by Meyer" メイヤーマウスピースにおけるバリエーションの一つですが、材質とハイトーンレンジでの抵抗感以外は別物の位置付けと見るほうが良いのかもしれません。   ハードコアにスモークをまとったようなまとまり感のあるサウンドです。音色はニュートラルから暗く、ラフ気味(または丁寧)に扱い、ライトにプレイしてコンボジャズ等に向いているかと…。 他でも多く語られているようにポールデスモントが使っていたとされる「グレゴリー(オールド物)」の復刻版ですが、全くのコピーと言うことも無く、「方向性」を重視して使った方が旨みにありつけるかもしれません。 パワーも十分引き出せますが、その音質からか感覚的にオンプレイほど、パワフルに感じられないようです。「マッタリ」とか「ボヤッと」しているわけではありませんが、こちら(G by M)の方がよりマイルドなサウンドを作れるところはあり、「鋭さ」を問うならスタンダードの方が実感できます。 鳴らし方にコツが必要だという事は全く無いので、(メイヤーの)スタンダードと同じくクラスを選ぶと言うことはありあません。ただ微妙でファジーな立ち上がり、サウンドメイクの方向など細部にこだわるとビギナーの方以外のほうが、その恩恵にあやかれます。

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Selmer “Soloist”  Alto Saxophone Mouthpiece③

メーカ名:Selmer 型番・仕様:Soloist・Rubber 元々は、何十年か前に生産されていたモデルを再生産し始めた、いわば「オールド」ものの復刻版。セルマーマウスピースのバリエーションの一つで、地味ですが、クラシカル、コンボジャズの双方にニーズがあります。   きめが細かくクリアー、クセの無い吹奏感など、安定感があって扱い易いところは、他のセルマーマウスピースと共通するところ。一見?したところではS-80と合い通じるところがありますが、音色はそれより暗め、よりまとまり感のあるサウンドを作り上げます。セルマーのマウスピースにあって「クラシカル」「ジャジー」ともにニーズがありますが、ベーシックなS-80/90とは異なり、「とりあえず」というよりサウンドメイクにもう一段踏み込みたいプレイヤー向け。初めからこれを目掛けてーと言うよりは、事前リサーチとか試奏からのアプローチが多いようです。 ジャズプレイヤーだとケニーギャレットの使用が有名で、オールド物(のショートシャンク:#1)を使っているそうですけど。でもまあ彼のアグレッシブな演奏を聴いていると、とても解説のようなイメージにはなりません。しいて言えば音色の暗さとにかすかに漂うスモーキーさくらいかと…。こんなスタイルだと他のマウスピースでもよくはないか?と、凡人よろしく思ってみたりもしますが、それだとケニーギャレットの意味が無いんじゃないんですか?って指摘されていました。そういったスタイルでもいいのだけれど、まずはノイズを含ませテナーがかった渋いアルトを目指すのがおススメです。 表示はS-80と同じ、ただし設定はC☆からFまで。比較的満遍なく需要が高いようですが、セルマー全体的なニーズで言うとS-80&90シリーズよりは、かなり控えめ。アルト&テナーサックス用のみの設定で、リガチャー、キャップは付属しません。 #1:「オールド物のショートシャンクを使っている」という話ですが、ショートシャンクを使っていた時期はあまり長くないのだそうです。(貴重にも本人と話したという)方がいうには、「このタイプのマウスピースはめちゃめちゃ気に入っていたわけではないらしく、なぜか同じソロイストでもロングシャンクのものをずっと使っている」と言っていたそうです。ただ「相当前の話だから今もそうなのか知らないけど…」と真実ともガセとも言えない情報です

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リード・Wood Stone

Wood Stone ジャズユースを主体としたシングルカットのみで、ソプラノ、アルト&テナーサックス用は、全体的にコシの強度が弱め。歯切れのよいドライなタッチが持ち味で比較的鳴らし易いリードの一つです。その他クラリネットやバリトンサックス用もあり、こちらはどちらかというとクラシカルユーザー向きを意識した設定のダブルカット。コシもやや強めとなっています。 石森管楽器プロデュースによるオリジナルリード。 アルト、テナーサックスとも1ボックスが5枚入り。

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