期待の大きさは落胆に比例するかもしれないが、楽しみが無くなったのは確かだ。
そのWBCも終わって次に思いを移すも、敗因を聞きたくKさんに電話をしてみる
「修理でめっちゃ忙しいみたいじゃあないですか、電話なんかしてる場合ですか?」
ーハンドフリーなんで手も動いているが、どう?
「ネットでしか見れないのでよくわかりません」
ー契約してないんだ、一緒やん。情報だけでもないの?
「NPBがほとんどなんで、そこまでしては、見ませんね。チラ見で言うと打撃戦にならなかったから(勝てなかった)と思いますが」
ーそれはまたなんで?
「球数制限とか投球制限とかピッチクロックとか投手に制限が多過ぎますね。これでは、どんなに好投しても交代になり人数もいる、トーナメントなんで捨て試合も無く、防御率3点以下、絶好調を維持するピッチャーをアメリカラウンドで待機させるのは難しいと思います」
ー決勝トーナメントはロウスコアだけど?
「結果そうなっていますが、調子の出ない投手は必ず出て来ます。そういうことを想定した場合、打撃戦に持ち込める様な方向にもって行かないと勝てないと思いますけどねえ」
ー打撃は水もの、とも言うけど。
「まあそうです。日本の野球だと3割のヒットより9割の守備を優先すると思いますね、日本シリーズなんかはその典型で、ピッチャーを中心に守り、攻撃面でも確実な犠打がキイポイント、今回だと源田とかの起用がそうなります」
ーでも、それでは勝てない?
「はい、さっきも言いましたが、今回のはピッチャーの制限が多すぎるので、どっちだ?って聞かれたら、日本的な闘い方は出来ないって思ってました」
ーでも、打撃は何とかじゃないの?
「でも打つならメジャーの5人は(日本で言う)全員4番、あと近藤、佐藤、森下、牧と各球団の3番4番で小園、牧原、周東とこれだけのメンバーがいて投手戦を予想する方がおかしいと思いますが」
ーなるほどねえ・・・
「周東や小園は不出場、岡本と村上はもうちょいで近藤は大不振、決勝トーナメントはロウスコアと、結局のところ、全然予想に沿っていないっていう結果になっちゃいましたが」
ーで、どの様に考える?
「まあ日本ラウンドだけで言うと1番が周東、2番が村上か小園、3、4、5番は大谷、鈴木、吉田で決まり、6、7番が岡本か佐藤、森下8、9番で牧原、牧です。守備のやりくりは全く考えていないのでこんな感じですかね・・・。近藤ですが、彼は打撃戦(9対10みたいな)になった場合に少し気楽なところで代打で出す。1本もヒットが出ない事は考えられないので(出れば)その後に戦力となるはずです。
ーよく言われる打順に似てるような全く似てないようなーだけど?
「2番から行きます、小園だと犠打かヒット狙いで村上ならホームランか三振でokです。3、4、5番は知っての通り、6、7番のメンバーはここしかありません。確実性でいくと森下が1番高く、コイツが7番なら見てみたいって思います。8、9番にはホームランは必要無し、気楽に単打か四球で塁に出てもらう。そしてポイントは1番の周東、彼は打てるし、バントヒットも狙えるから出塁率も高い。足が速いので盗塁もできてダブルプレーになりにくい。自然とクリーンナップの打点も増えます。何より彼ならノーヒットで得点出来る可能性が最も高いので、2〜3点というロウスコアにはならないはずですが」
ーネガチブな中にあって、周東はポジにちょっと取り上げられているけど
「それらとおなじ考えかもしれませんが、彼をレギュラーで使えば(前回のメキシコ戦でも見た通り)塁に出た後の打球の見極めも高く、シングルでもホームに戻ってくるんじゃないかって思ってます。これでは相手もたまったもんじゃあない。ぼくが考えるのに代打、代走って考えはありませんね。あと打ち合いから外れる話ですが、守備範囲も広く決勝戦のアメリカーベネズエラの決勝タイムリーも彼なら追いついていたかもしれません」
ーそりゃー残念だな
「アメリカラウンドは国は違えどメジャーリーグなんで打ち合いが前提だと思っています。なんで、どうやって得点するかとなると同じ土俵に乗らず日本的な方が勝てそうかとー判断しました」
ー何だ、結構見てるじゃないの!
「でも、相手チームの事は全く調べていませんしピッチャーの事も全くで、さっきのはキャッチャーがいません」
ーへ?んじゃあ、キャッチャーは牧原とか
「・・・」
今年のWBC負けはしたけどー