MusicBooks 5 Jazz Tenor Sax ④

CDの無いミュージックブック
はるか昔に廃版となったため、在庫分のみの販売です。
スタン・ゲッツ、ジョー・ロバーノ、マイケル・ブレッカーがありますが、楽譜的面白さなら「ジョーヘン」こと”Joe Henderson”

豪快なテナーを聞かせるって感じでもないらしく、ボソボソ吹いて・・・わかりやすく面白い(やりたくなる)と思えるスタイルを作っているようでもない、って言うのが一般的なイメージだ。マウスピースだってセルマーだかオットーリンクだかメイヤーだか、よくわからないが、ラバーのマウスピースでオープニングも狭かったらしく、先ほどのようなスタイルを好んでいたのも、うなづける。
そんなだから道具を勧める立場として楽器屋泣かせで、特に若いプレーヤーには理解してもらえそうにない。だが、ジャズ的(アドリブ的かも)な面白みがあり、楽譜なんてあるわけがないー彼の(頭脳内にある)演奏スタイルが形で見えるのは貴重、若い方にはコピー、オールドマンにはリスニングがおススメの一品です。