Tenor Saxophone Mouthpiece Otto Link Metal ⑤

Tenor Saxophone Mouthpiece
ブランド名:Otto Link
型番・仕様 Super Tone Master・Metal,GP
比類無き太くてダークなサウンドが、”Jazz Tenor”のスタンダードに押し上げたといってもよくクラスを問わずファンの多いブランドだ。
ジョンコルトレーンをはじめとし、数々のテナーマンが愛用した「メタル」は、テナーサックス持ち味とも言える太くてヘヴィ、パワフルにプレイできるなど、モダンジャズを志すのに一度は使ってみたいマウスピースの一つ。
 
ビギナー向けとは言い難いものが多い「メタル」製マウスピースの中にあって、くわえた時のヴォリューム感覚、音の立ち上がりや出し易さなど、比較的扱い易い方。(初級者の方でも)硬めのサウンドになるもののジャジーな(テナーっぽい)サウンドの一端が堪能できます。

扱い易さを重視しているわけではないので、エアの使い方をはじめある程度コントロールできるまでは Opening No,Xやリードの番手を「控えめな物から」慣れていくのがポイント。「オットーリンクのメタル」における、あの独特なウッドチックやスウィートなサウンドメイクに到達するには、それなりのコツやセッティングまで踏み込む必要があり、そこまで行くと(サウンドメイクにおける)上級者まであと少し、楽しさが倍増します(多分・・)
さてそのオープニングですが、4☆、5,5☆、6、6☆〜9☆が標準設定、それ以外のモデルナンバー(#10~)は、プラスαの受注生産品。昨年末あたりに再度価格改定(まあ値上げですが)定価ベースで5万円くらいになり、ハードルが一気に上がりました

リンクサウンドとも言える独自のリガチャーとキャップが標準装備。