Bach “Standard” Trumpet Mouthpiece

ブランド名:Bach
型式・仕様:Standard・SP
気軽に手にできるリーズナブルな価格、クラスを問わない扱い易さ、ジャンルも問わない高い汎用性など、初心者をはじめ上級者まで愛用者が多く、トランペット用マウスピースとしてはスタンダードとも言えるメーカです。
元々(創業はNew York¬:#1)、Vincent Bach自身のマウスピース製作から始まり、そのいろいろな過程で派生したマウスピースを製品化していったことから、たくさんのバリエーションを作り出し、そのスペックが後の他メーカーへのマウスピース造りに与えた影響は小さくありません。
Bach Standard Mouthpiece カップ、リム

サイズは、No,1~20(17,5mm~15,0mm)で番号が大きくなるにしたがって内径が小さくなります。一般的には~No,10辺りまでの需要があり、中でもNo,1-1/2 No,3 No,5 No,7 No,10-1/2のニーズが特に高いようです。
バックマウスピースの基本はU字型カップ、深さがA~Fおよびアルファベットの無いものまで全部で7種類、Aが深く、Fは浅い。一般的には、設定傾向に比例した、中庸な深さである”C”からやや深めの”B”カップの方に選択肢が多くあります。

サイズと深さのすべてに組み合わせがあるわけではありませんが、カップサイズやリム、スロートやバックボアなどを組み合わせたスペシャルオーダー品も可能とか…↓

#1:創業時とその後しばらくNew York , Mt Vernon ( N,Y )に工場があった。この頃に製造されたものをオールド物と呼ばれ、現行モデルと区別する際に「ニューヨークバック」とか「マウントヴァーノンバック」と区別されています。その意味では、ニューヨークバックほどではありませんが「アーリーエルクハート」もその一つ)