Category : 木管マウスピース

Jody Jazz Hard Rubber “Jet”

メーカ名  Jody Jazz 型番・仕様 JET・Hard Rubber 本国アメリカでは販売戦略(?)が、うまくいったのかーそれなりに人気がでているブランドです。ダークなサウンドでニュースタンダードジャズ路線でデビューしたのが、ハードラバー(HR)ほう。 一方全く違うキャラクターでセカンドデビューしたのが、これ、JET(ジェット)です。 HR同様、エアーインはスムーズ、体力的な不安をも解消できるほど、ヴォリュームを出すことが出来るので、ひたすらパワーでプッシュしたい方にはうってつけのマウスピースです。また「メタル」のような金属的硬質感が、超ハードなミュージックシーンでの活躍も十分期待できそう。 ただし、そのイージーに感じる吹奏感が、ちょっとした曲者で、やり過ぎると手が付けられなくなるか淡白になりがちになるかもしれません。サブトーンを駆使してタイトでシブくコクのある音色作りを行い、スタンダードジャズをやる!という使い方もありますが、こっちはどちらかと言うと変態的な方かー上級者向きーと言えます。 サイズナンバーは、#5、#6、#7…で最もオーソドックスな表示方で、ポピュラーなところは5番、6番というところです。 エアーの入り易さや音量で言うと広めですが、サウンド的にはどれも同じような効果は得られます。

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Meyer Rubber Tenor Saxophone Mouthpiece

ブランド名: Meyer 型番・仕様 :"M"・Rubber 高い汎用性を持つアルトサックスでの圧倒的な人気の高さから比べると、メタルの需要が高いこともあってか、テナーサックスにおけるメイヤーマウスピースの存在感は(アルトに比べて)かなり地味…。 方向性を狭く絞った(と思われる)このマウスピースは、ゴリゴリとパワーでプッシュするスタイルよりは、息使いの聞こえそうな小さい「ハコ」などで、シビアで繊細さを重視したい場面での方が持ち味を発揮しそう。全体的にタイトに設定されているオープニングがニュアンスを付け易く、細かく微妙なサウンドメイクが得意技。ダークで雑味のある音色は、ジャズテナーの王道と言うべき、シブいジャズサウンドを味わわせてくれて、先ほどのちいさなハコでボソボソとデュオとかやる昭和のスナックがお似合いです。 オープニングは全体的に言ってクローズド、(4番から)10番までありますが、先程も述べたように他のマウスピースほど「チップオープニング」が大きくありません。またアルトのように定番という存在が無く、6番~9番の需要が一般的です。その他にもグレゴリータイプ(G by Meyer)も存在しますが、こっちはもっと使い方がディープ、かなり踏み込んだ方向き。 リガチャー・キャップ付きです。

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Selmer Rubber ”Soloist” Tenor Saxophones Mouthpiece

メーカ名  Selmer 型番・仕様 Soloist (ソロイスト) Rubber セルマーバリエーションの一つで、何十年か前に生産されていたものが再生産され、「オールド」モノの復刻版とも言えるマウスピースです。   (セルマー)バリエーションの中ではアルトサックスと同じく、にごり感のない暗めな音色でまとまり感があり、テナーサックスの性格上、アルトよりは落ち着いたサウンドに仕上がります。 S-80同様に、まとめ易いサウンドと安定した吹奏感など、セルマー特有の扱い易さを生かして、どちらかと言えば繊細さに重きを置いた使い方が多いマウスピース。またブランドとしてのニーズは地味な存在ですが、「エグミ」を入れて独自の透明感を消すことでジャズシーンでも密かに活躍。ポイントを絞り込んで演奏にもう一段踏み込みたいプレイヤー向けと言えるかもしれません。 表示はS-80と同じ、ただし設定はC☆からFまで。本体のみ、純正のリガチャー・キャップが別売りされています。

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Meyer Type “MM” Alto Sax Mouthpiece

メーカ名  Meyer 型番・仕様 Rubber Type "MM" ジャズサウンドの王道とも言える独特のザラついたダークな音色、アルトサックス用の中では、ラバーにありながらメタル並みのパワーも出せ、クセの無い扱い易さなどからして幅広いミュージックシーンで活躍するマウスピースです。ミディアムチャンバー、ミディアムフェイシング仕様が最も標準的(メイヤーサウンド)と言えるものですが、他に「G(グレゴリータイプ)」モデル、「RC(リッチーコールモデル)」などバリエーションも多彩。初級者のみならず上級者まで多くの愛用者があり、ジャズアルトのスタンダードとも言え「一度は使ってみる」と言うべき存在です。 また近年オールド(Meyer Bros等)ものの評判からそれらの復刻盤とも言えるマウスピースが多数誕生していることからもその人気の過熱ぶりがうかがえるところ。   いろんな有名人が使っていますが、代表的なプレイヤーを挙げると渡辺貞夫さんです。他にもよく来福され、ビックバンド等でゲスト出演されている大森あきらさんもそうで、今でもシブーいジャズサウンドを聞かせてくれています。 ソロもですが、解説にもあるようにパワーを生かしてビックバンドでは必ず!と言ってよいほど使って(持って)いるブランドです。また持ち味とも言える特有の「ザラつき感」が、ジャズテイストと言うべき「バズ」を含ませるのに相性がよろしく、そこのところもジャズスタンダードに押し上げた要因かな?と思っています。 オープニングは4番から。定番の5番(MM)はメイヤーの王道といえるサウンド、また6番の需要も高く、スタンダードではチャンバーやフェイシングの選択も可能。グレゴリータイプ(G by Meyer)も同一のオープニング表示、「リッチーコール」モデルは5番の一種類のみで、先ほどのグレゴリータイプ(G by Meyer)と同じくチャンバー、フェイシングの選択はありません。 リガチャーとキャップが付属しています

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NOVA Type “M” Alto Sax Mouthpiece

Alto Saxophone Mouthpiece メーカ名: NOVA 型番・仕様:Type "M" ・Rubber ヨーロッパやメイドインジャパンの躍進が進む昨今、Made in USA、By Mr C.W.Fobesによるマウスピースです。 ストレスフリーの滑らかなエアースルーで、その吹奏感おいて特にクセ(あえて言うならそのエアースルーかも)もなく、全音域にわたってまとまりのあるストレートなサウンド。ハイレンジでの独特なトーンの「アタリ」方が特徴的です。(プレーヤーより聴き手サイドの方がより実感できるかもしれません) そのサウンドにはブライト感があり…ソフトに口説くと濃厚で甘い音色がモダンテイストを感じさせます。(モニター性の観点から)全くの初心者にはおススメできませんが、パワフルに演奏してフルバンド等でスマートに、ライトにこなして細かなニュアンスに音色の深みを際立たせたソロ&アンサンブルがポップな使い方。ジャンルも特に選ばず、これからの期待が高まりそうな当店2番押しの新進気鋭のマウスピースです。 オープニングは、5番から8番までの設定。クローズド気味のオープニングで6番が一番人気です。オリジナルサウンドに影響しない程度に若干のアレンジを追加しています。 身近なプレーヤーと言うと、店に来られるお客さん。まあ当然ですが、けっこう主体性のサウンドが聞けます。「目立つ」わけではありませんが、そこの部分が「盛り上がる」ような感じで、そこが特徴的って言えばそうですね。

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Otto Link Metal “90th Anniversary” Tenor Saxophone Mouthpiece

ブランド名: Otto Link 型番・仕様 :90th Anniversary Model・Metal,GP オットーリンク90周年記念モデルで、シャンクのくびれなど外観形状やナンバリングポジションを当時のものに準じた、いわば「オールドモデル」の復刻版。   特段のクセも無く、鳴らし易い部分は、スタンダードのオットーリンクと相通じるところですが、加えてそのスタンダードモデルよりチップレール付近の形状変更やチャンバーの構造を従来のものより大きくえぐり取っているなど、細部(大胆に)を作り込むことによって、より太く、よりにごり感がブレンドされた、独特なあの「オールド・リンク」に近づいたサウンドとなっています。その他にも心をくすぐるシリアルナンバー入り。サウンドもルックスも充実したリボーンの「オットーリンク」は、たっぷりと吹き込む事により、一段と深みのある独自のテナーサウンドをオールドの香りとともに存分に味あわせてくれそうで、ジャズテナープレイヤーは一度は使ってみたい一品です。 定番のあのリガチャーとキャップと巾着袋付き、ボックスはスタンダードとリバースタイプのカラーボックス

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Otto Link Metal Tenor Saxophone Mouthpiece

ブランド名:Otto Link 型番・仕様 Super Tone Master・Metal,GP 比類を見ない太くてダークなサウンドが"Jazz Tenor"のスタンダードに押し上げたというべき存在。シャープなセンターが存在し、また「ツヤ」があって、パワーも出る「メタル」は、ジョンコルトレーンをはじめ数々のテナーマンが愛用し、長年にわたり、クラスを問わず愛用者が多く、一度は使ってみたいマウスピースの一つです。   ビギナー向けとは言い難いものが多い「メタル」製マウスピースの中にあって、くわえた時のヴォリューム感覚、音の立ち上がりや出し易さなど、比較的扱い易いもので、硬めのサウンドになりますが、初級者の方でもジャジーなサウンドの一端を堪能できそうなところも人気の一つ。 ただ、「オットーリンクのメタル」における、あのウッドチックな独特のサウンドメイクには、それなりのコツが必要と言え、エアの使い方をはじめ、ある程度コントロールできるまでは Opening No,Xやリードの番手を「控えめな物から」慣れていくのがポイントです。 さてそのオープニングですが、4☆、5,5☆、6、6☆〜9☆が標準設定、それより以外のモデルナンバーはプラスαの受注生産品です。 リンクサウンドとも言える独自のリガチャーとキャップが標準装備。

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Daddario Alto Sax Mouthpiece

メーカ名:Daddario 型式・仕様:Rubber ブランド名はダダリオ。あまり聞きなれないブランドですが、以前の「リコ」といえば、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。リードはともかく、マウスピースなんぞを真面目(?)に作っていたのは、もう ん十年前の事で、マウスピースとしてのブランドに知名度がないのも無理はありません。 そしてちょっと前、地味ではありますが、マウスピースがこっそり発売されました。 100%人手を介さないコンピュータ制御のCNCマシンによって製作されているところからバラつきを極力排し、吹き心地にコツやクセなどを感じさせる事なく、ビギナーの方でも安心して使用できるものの一つです。 木目の細かいスモーク状の「にごり」感のあるサウンドに暗い音色が特徴です。 輪郭感がはっきりしていて、パワー的にもおもしろいところですが、メリハリの効いた変化を感じにくいところがあり、そのままだと単調になりがちなので、よりダークで落ち着いたサウンド作りや逆位相に位置する楽器等と合わせるところで存在感を発揮しそうなマウスピースです。 オープニングが3種類でアルトサックス用のみ。

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Rousseau ”JDX” Alto Saxophone Mouthpiece

ブランド名:Rousseau 型番・仕様 "JDX"・Rubber ユージンルソー氏が手掛けたマウスピースでジャズユースを意識したものの一つが”JDX”、ちなみにもう一方は”SJ”というもの。   この「手」のマウスピースにしてはちょっと見に、ステップ型バッフル構造に見えますが、実際には全く正反対、モノトーンのような…暗めの音色が特徴的なマウスピースです。 そのキャラクターからビックバンドやセクションのリードプレイなど、ポップな場面でパワフルにゴリゴリ吹くより、ダークな(渋い)音色を生かし、コンボジャズなどを中心に繊細さにプレイして、コンパクトにまとめる方が持ち味を発揮しそう。比較的扱い易いもの一つで、初中級クラスの方でもコントロールを含めサウンドメイクに難点を感じることも少なそうですが、クラスを問うよりも音楽の方向性や味付けでチョイスしていくマウスピースと言えます。 アウト用マウスピースの中では決して目立つような存在ではないので、プレイヤーも淡々とそれなり。ちっちゃなお店でボソボソ、目立たない活躍をしたい方には、おススメ!かな・ サイズナンバーは、#4、#5、#6…でオーソドックスな表示方、マウスピースのみの販売でリガチャー、キャップの付属はありません。

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Jody Jazz HR Alto Sax Mouthpiece

メーカ名  Jody Jazz 型番・仕様 HR・Hard Rubber 店頭ではあまり見かけることの少ないレアなアメリカ製のマウスピースです。   オーソドックスな外観とともに特別クセも感じる事も無く比較的イージーな吹奏感。したがってエアーコントロールも比較的容易、ヴォリュームも出せるので、コンボやビックバンドな多様なジャズシーンでの活躍が期待できそうです。メイヤーに代表されるようなストレートバッフルにラウンドタイプのチャンバーですが、テナーサックスを思わせるような粒の粗いゴリッとしたザラツキ感のあるサウンドと甘さを抑えたビターな味わいがするダークな音色が特徴的なマウスピースです。 当初はそのサウンドから先ほどのとおりテナーに人気がありましたが、ブランドの浸透とともにアルトの方に波及、現在ではスタジオモデルもラインナップされ、人気を継続中。 サイズナンバーは、#5、#6、#7…で最もオーソドックスな表示方で、ポピュラーなところは5番、6番というところ。

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Otto Link Metal “RG” Tenor Saxophone Mouthpiece

ブランド名:Otto Link 型番・仕様:RG・Metal Otto Linkというものの、大抵の方が想像するあのゴールドで太いOtto Linkではなく、RGと名乗る「別物」のモデル。その"RG" とは製作者“Rocky  Giglio”の頭文字からとられたもの。 全体的にスリムな外観ながら、ビークに厚みを持たせた独特のヴォリューム感。従来のオットーリンク(のイメージ)と言うよりは… 全く別物!のルックス。そして、これまたオットーリンクとは、全く想像のつかない大胆なバレット型バッフルからか、タイトでエッジの効いたドライなサウンドを作り出し、もちろんこっちも全くの別物!!です。 タイトでエッジの効いたドライなサウンドは、ポップでライト、どちらかと言えばコンテンポラリーな・・・従来型のオットリンクとは違った方向がおススメです。 メタル同様テナー用のみ。オープニングサイズもシンプルな設定で#108,#118,#128 と、これも全くの別物!!!

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Gottsu Metal “Sepia Tone Hibiki” Tenor Saxophone Mouthpiece

ブランド名:Gottsu 型式・仕様:Hibiki・SP シャープなチップレールに高い精度のテーブル面など高品質を保ち、ミディアムハイトバッフルとミディアムラージチャンバーをベースに独自の方向性から新たに生まれた、最新メタル第二段がSepia Tone の"Hibiki" 一般に「この手のマウスピース(とは、どんなだ?)」というと、ピーキーさとデリケートさの相反する性格が求められるイメージがありますが、中程度のバッフルにチャンバーを縦方向に大きく(容積を)取ることによってサウンドにマイルドさを加えることに視点を置いており、ひたすらシャープさを狙っている訳ではありません。 そのままストレートに吹いてみると、(期待どおりの)ちょっと荒めなハードな部分が押し出され、その鳴り方からブライトに感じるようですが、音色は(意外と)暗め。全体的には、まとまり感のあるエッジィな鳴り方が特徴です。 先ほどのハードなサウンドから控えめに程よいエッジを効かせて、ビックバンドをはじめスカバンドなどで、パワフルにポップなプレイが楽しいところ。一方で広ーいテナーサウンドの世界にあってどこを目指すか?は、たくさんの好みが噴出するところですが、「広がりすぎず締まり過ぎず」とじわっと出てくる「古さ」を使って、よりジャジーな方向に新たなサウンドメイクの可能性を思わせるマウスピースです。 メタルににしてはリーズナブルなプライス設定、(マウスピース本体に)吹き辛さを感じるような極端なスリムさはなく、クラスを問わない扱い易さはすでに実証済み。方向性に限らず、メタル初級者にも試してもらえる一品です。本体のみ、リガチャー、キャップの付属はありません。

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