Category : used brass

完成形か発展途上か…、不思議なサウンドを醸し出す!

ブランド名:INDERBINEN 型式・仕様:BALLET・Tenor(UR),small shank 20世紀後半、前衛的なルックスのトランペット、「シルバーアート」が、静かに登場したインダービネン。 今では、トランペットのみならずサックス、フルートにまでカテゴリーを増やしながら独創的なモデルを世に送り出しているスイスのメーカです。 この"BALLET"は、インダービネン創世からのラインナップの一つで、スタンダードな形状ですが、無骨なルックスともども相当個性的なサウンドが特徴のトロンボーン。 最初期のモデルで、それなりの使用感はありますが、ノーラッカーがそれなりに良い雰囲気を漂わせています。凹み修復痕等の大きなダメージはありません。 またヘビータイプなどのマウスピースにも対応できるよう現行モデル同様、シャンク周りの改良。 税込販売価格¥394,200です。 見たことがない!「オールドコーン」や「ニューヨークバック」のような楽器でも、現行機種が存在するのであれば、その延長線上からサウンドのイメージできなくもありません。ですが、そのメーカがメジャーであったとしても元々の流通量が少ないとなるとイメージするのがちょっと難しくなります。試作品など、その良い例かもしれませんが、一般的に言って受注生産の色合いの濃いヨーロッパ製の楽器に多く見られるようです。その上、この楽器のように周りにお仲間がいないと尚更で、おまけにそれが新しいメーカに至っては試作品のように期待感ばかり大きくするわけにはいかないのも致し方ないところです。 さて、この楽器(のサウンドを)、聞いたことのある方だと表現は違えど「変わった音がする」との事。トロンボーンの音がしないのか?と言うとそんなことはないのですが、その変態感が吹き手より聴き手側により強く感じられるようです。 そう言われると「メタル」…いや、「ホルツ的」な…といや「パピーア的」な、何とも言えない個性的なサウンドが光りますな! パワー一辺倒ではもったいなく、ソロでじっくり味わうのが双方楽しめるおススメの使い方、完成形か発展途上か?じっくり煮詰めて行くと結論が出るかもしれません。

続きを読む

ハードに叫び、ソフトに囁く、クレバーな使い方が面白い!ハンドクラフト

ブランド名:Schilke 型式・仕様:HC-1・LQ ファクトリー立ち上げ当時からのトラディショナルなサウンドを受け継ぐBシリーズから、最近のハードデザインなどニューモデルが投入されていますが、この"HC"は、シンプルなストラクチャーの"B"、ボアは"X4"のエクストララージの構成でちいさめ2段テーパーのベルが特徴なモデルで す。 さてでっかいボアにシルキーときたら、まずはじめに来るのが吹奏感。まあトランペット場合、これより太いボア使っているレギュラーモデルはあまり見かけることが無いので数字だけ見てしまうとギョッとしてしまいます。「楽に吹けます!」なんてことは申しませんが、(数字的な事を入れずに)試奏されると「スムーズな吹奏感だ!」とか逆に「(シルキーにしては)そこそこ抵抗が……」などなど、(先ほどの)数字に比例しない感想が出るのは単なる勘違いかそれとも狙ったところなのか……。 二段テーパで先の方がかなり大きな広がり方ですが、それに比べるとベル自体は小さいところは一言で言えないサウンドを目指したもの。 カントリーチックな甘さ控えめーどちらかと言えば暗めの音色(!)に、パワフルでハードなレギュラーサウンドに「柔さ」が見え隠れする、新たなシルキーを発見できる一品かもしれません。 ベル縁と3番管先端によくある凹み修復痕(ラッカーハガレがあります)が主なダメージで、それらを除けばほとんど目に付くものはありません。ラッカーハガレも小さなキズ程度で美品と言えるものです。 管体洗浄、調整済みで税込販売価格¥270,000です。

続きを読む

出ました!小さくともチューバはチューバ!

demasitaメーカ名:YAMAHA 型式・仕様:YEB-321・SP ある意味ではレア物、チューバのUsedです。ヤマハのEs管4ピシトンシルバープレート仕様。 全体的にメッキ上のキズ、黒ずみ、右手の掛かる部分を中心にバルブ周りにハガレがあります。 チューバであるがゆえの小さな凹みもちょこちょこ存在しますが、ベル反対側の(転がした如くの)管のツブレ、(思い切り床に置いた時の)ベルの変形、(倒れたことによる)管全体の変形など致命的なダメージはありません。バルブセクションや枝管の洗浄、調整のほか、全体おミガキ上げ(完ぺきではありませんが)も行っておりますのできれいのはなっていると思います。 税込販売価格¥270,000で、ケースもあります。             

続きを読む

派手さはありませんが、埋もれぬ存在感と内向きなサウンドがたまらない! Kanstul Chicago Model

メーカ名:Kanstul 型式・仕様:1000 ・Silver Plate オールズからキング社の役員となったZ Kanstul氏が ”BENGE”ブランドの製作を行っていたカリフォルニア州アナハイムにある同社の工場を買い取り、退社後(80年代前半)にオリジナルブランドの生産を始めたメーカで、コパーベルのトランペットやフリューゲルなどで、ご存じの方があるやもしれません。 このモデルはカンスタルの1000シリーズ。シカゴ時代のベンジを継承、”Chicago”の文字がベルに刻印されています。 凹み修復痕はもとよりキズも全くといってよいほど見当たらず、レシーバーにメッキのハガレがあるだけの新品同様品です。「現行品」と全くといってよいほど違いが無いためわからないのですが、シリアルナンバーはなんと!4桁(現在、5万台以降の製造番号が流通)。80年代初め創業を開始していますから「オールド物」という訳ではないにせよ、結構前の製造品だと言えます。 あとレシーバーでお気づきの方があるかもしれませんが、アメリカの某所によるカスタマイズがなされているそうで、「何がどうなったか?」はわかりませんが、(多分オリジナル通りに)音色は暗め、コニカルでまとまりがあり、Bengeのようなやわらかさがありながら密度の濃い指向性が実感できるサウンドです。オリジナルのカンスタルとの違いをどんな風に狙ったのか定かではありませんが、全音域での音のアタリ方と鳴り方が特徴的で、エアーの入り方以上に鳴ってくる感じが、病み付きになるやもしれません。レスポンスも非常に良いのですが、吹き易さを重視して訳でもなく、パワーでひたすらプッシュしなのがポイン。その辺のクセとプレイヤー側のリクエストを上手く一致させられる方向きの楽器です。。 税込販売価格¥237,600 です。

続きを読む