Trumpet 見た目はそれなりだが、ハズレませんバック Bach”Strad” 37Bell Mouthpipe SP

ブランド名:Bach
型式・仕様:180 ML・37/25 SP
バックと言えばトランペットのメジャーブランドの一つ。
誰もが、「一度は手にしたい」と思う楽器だが、最近ではその傾向にも変化の波が押し寄せているようで、ライバルのバージョンアップや価格高騰などなど「何が何でも」ってことは、無くなってきているようだ。
ーとはいっても、トランペットにおける「バック」が不人気なわけではないのだが。
ーと、ここで紹介するのはこれ、37番ベル、25番マウスパイプのシルバーフィニッシュ、スタンダードなタイプだが、シリアルナンバーが横書きで右手側にあるもの、90年代のはじめ頃の製造品だ。30年程度経過、相当お気に召されて長く愛用された結果、見た目はわからないが、ベル修復痕の他に、メインチューニング内側カーブ部分、バルブケーシングをはじめ、2番管の先、RH親指の当るマウスパイプ下部や指掛け内側、LH1、3番管指掛けや人差し指の付け根が当るベルフレア下部など、おおよそ指の触れる部分のメッキが、モノの見事に全く無い。確かに「見た目」は、中古品、お世辞にも「新品同様なんてことは言えそうにない。出来るなら、岩田屋さんの1階フロアーに行って化粧部員の方々にお願いすれば綺麗にフォーマルもカジュアルにも仕上げてもらえるかもしれないが、頼んだ後の請求金額がとても怖くてムリだ。

メッキのハガレたところを磨く、光り出したところで「おススメコーティング」でワックス掛け、「ツートン」は仕方がないが、それでもお肌はツルツル、ピカピカ光って二度見しそうに仕上がった。お約束の管内洗浄でデトックス効果を期待しつつ、試奏する事になる。

ゆっくりエアーを入れながら・・・「ゴー」っとくるロートーンに「カーン」と鳴るハイトーン、バックのトラディショナルなサウンドだ。重めのサウンドだが、どの音も万遍なくなる、立ち上がりにもモタつく感じも無い。「アーバン」のはじめの方ならサラッとできるかもしれないーと思わせるような「キレ」が楽しい。
ピッチに難があるようなクセも感じられないし、普通。用途を限定するわけではないが、オールドバックのマウスピースとの組み合わせると、いにしえの深い眠りから抜け出せなくなるかもしれない、悪魔的なセッティングもおススメの一品。
お店側からは価格以上の充実感、税込販売価格107,800円です。
あとはお店で。