特急「宗谷」に乗って、バスにも乗ってみた、のーその後

4時間半もかけ、4000円の運賃でバスで移動したわけですが、単純に移動するだけなら言わずもがな鉄道です。ローカル列車だと時間は6割、運賃も7割がた、景色のプレミア感といい、バスへのこだわりと「別ルートを…」なんて考えなければ、稚内ー音威子府間のバス移動の選択肢(浜頓別への鉄道は廃線)はありません。
ではなぜバスを選択したかというとテレビでもよくある「最近路線バスにハマって……」ということもありますが、「おいしいものでも食べながら…」と、ローカル線を楽しもうと思うにも都合の良い列車がありません。(別にまねたわけでもありませんが・・・)
前回の「宗谷」は折り返し「サロベツ」となって出発、次(といっても夕方発ですが)も、札幌行きの特急で、それに乗って途中下車ではもったいない。その後にやっと普通列車の出発で、そいつで音威子府には行けてもソバどころか、景色も無いし、加えてそこか名寄に一泊することになると、翌日の特急か普通に乗り継いで帰れば札幌到着は昼頃・・・。時間と予算を無視すれば、優雅で変態的な旅となるところですが、海外旅行じゃあるまいし、目的の割には相当大袈裟で大味な話です。

大昔(国鉄時代の相当昔の話で申し訳ないが)だと、急行「宗谷」や「天北」、あと(有名な)旭川行き322普通列車に乗って駅弁「カニ飯」か「うに飯」なんぞをお供に広大な「・・・らしい」風景を堪能し、音威子府や名寄の長ーい停車時間や乗り継ぎに駅ソバを食べて、有り余る時間をぜいたくに使い、ひとり満足感に浸っていたことが、今となってはちょっとなつかしい思い出です。

バスはバスで、目的と時間を作れば、それはそれで次回(も乗る)がありますが、途中で食事どころか車内飲食もゆるされない。したがって鉄道、できれば稚内発午後出発の普通列車ができればありがたいと思っています、まあ現状実現不能ですが・・・。

さてさて、例のそばを食べたい一心で、これだったら・・・と考えて、今回は行きがけに音威子府に下車。
特急「宗谷」を下車し、小走りに待合室に向かう、ついに対面!・・・あれ、やってない!なんでやっていないの?と駅に人に尋ねると「!」新たな事実が判明した、昨年から休業しているらしい。
理由はわかりません、「やめられたんですか!?」との問いに「いや。休業って書いてあるから休業じゃないの?やめるんだったらやめるって書くでしょ!」そりゃそうだが、再開時期はわからないとの事。「再開したらわかるでしょう」・・・高齢だとは聞いていた(それが理由かどうかはわからない)が、そうかー、やってないのならしかたがない、それじゃあ駅前をまっすぐ国道を渡ったお店に持ち帰り用の麺を販売していたので、それをお土産に購入しましたが、ちょっとさびしい現実です。

やっぱり、利用客が少な過ぎるのかなぁ・・・・バスの発着もあるし、ふーむ・・・行く先々で訪ねたい店が無くなるのもどうしたもんだ、と考え込む・・
国道沿いにある〇〇商店を駅構内持ってくる。食料品、生活雑貨とか含めて道の駅に銀行か郵便局がくる、どっちか言うと郵便局か?発送受け取りで言うと宅配便。温泉施設と小さい娯楽設備がないと困るなあ・・・。鉄道で言うと荷物列車の運行があると何かと便利です。貨物列車を仕立てるほどではないので、ダブルエンジンのディーゼルカー1両の半分が荷物室にしてもう半分が客室して音威子府(幌延)と旭川間をJR貨物の運行にする。本屋と靴屋と服屋とファーストフードは無くてもよいので、村をあげての「ヴィレッジモール」 なんて作ってみるともう少しなんとかなるかもしれません。
なんて考えながら時間つぶしをしたつもりが、いつのまにかバスの出発が迫っていた。走って戻り、切符を出そうとしたら・・・無い!まずい、運転手さんに「待ってください!」とお願いする、結局見つけ出せないのでもう一度購入、不本意だがちょっとした貢献をしてしまった。